コラム

《めてみみ》中産階級の成長

2018/04/24

 ユニクロは今上期、海外売上高が国内を上回った。伸びをけん引したアジアに関してファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「近代で初めてアジア40億人が中産階級になりつつある。(今後の成長に)ワクワクしている」と期待...

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《めてみみ》衣料品は回復したか

2018/04/23

 16年度は全体としてやや厳しかったSCの売上高が施設によって違いはあるとはいえ、回復している。イオンモールは18年2月期の国内既存施設の専門店売上高が16年度の1.1%減から2.2%増に転じた。他のSCも順調で、...



《めてみみ》“マルチ”への挑戦

2018/04/20

 施設の〝マルチ化〟が進んでいる。約50年ぶりに施設を大規模に改修している大阪国際空港もそうだ。今春、商業ゾーンが大きく変わった。「長年利用していますが、いつもギリギリ。これからは3時間前には来るようにしたい」。桂...



《視点》継承

2018/04/20

 「40年の長きにわたるご愛顧、誠にありがとうございました」というような貼り紙と共に、ひっそりと店を閉じる飲食店がここ数年増えている。喫茶店にトンカツ屋、ランチが人気だった小料理店など。広く名をはせるほどでもないが...



《めてみみ》新しい道

2018/04/19

 ワコールの塚本能交会長が4月1日付で退任し、今月から同氏不在の役員会が行われることになる。社長が安原弘展氏(現会長)から伊東知康氏にバトンタッチされるタイミングに合わせての自然な人事であり、もちろんワコールホール...



《視点》国内市場の縮小

2018/04/19

 「依然、デフレ傾向にあり、格差は拡大している。店頭の苦戦は今後も続くだろう」。大手服地コンバーターのトップの言葉だ。10年、15年という期間でみても主要な先進国の中で国民の所得が増えていないのは日本くらい。店頭の...



《めてみみ》本の街の活性化

2018/04/18

 東京・神保町は複数の大学が集まる学生街で、有数の書店街だ。古本屋や学術書などの専門店が立ち並び、出版社も多い。 しかし、ここ数年で街の風景は少し変わった。書店は減少し、コンビニエンスストアやドラッグストアなどが目...



《視点》廃棄段ボールに見る消費傾向

2018/04/18

 ちょっと古い話になるが、この冬に大雪が降った時、マンション玄関からゴミ置き室まで雪かきされた通路に、段ボールが敷き詰められた。この段ボールはゴミとして廃棄されていたものだが、側面に印字されていたのが「ゾゾタウン」...



《視点》伊万里焼のランプ

2018/04/17

 先日、17世紀から18世紀に作られた古伊万里を見る機会があった。正月によく出てくる磁器の皿というくらいの知識しかなかったが、18世紀ごろに作られたランプ仕立てのつぼには驚いた。 説明によると伊万里焼は江戸時代初期...



《めてみみ》もう一度欲しい服

2018/04/17

 30年来の付き合いになる同僚がいる。腐れ縁の彼はバブル真っ盛りの大学時代、よくブランド物を着ていた。社会人になってからも高いスーツを買っていた。最近は年を重ねたせいか、すっかり服に頓着しなくなっていた。 その同僚...