《視点》繊維と火災
2019/02/05
昨年から合繊メーカーの工場で火災が続いている。いずれのケースも死者や大きなけが人が出なかったのが不幸中の幸いだが、改めて製造現場は火と隣り合わせということを思い知らされる。 過去を振り返れば、合繊、紡績、織布、染...
新入学・入社シーズンに向けてフレッシャーズ商戦が本格化してきた。男性はもちろん、女性向けでも圧倒的なシェアを誇る紳士服専門店。レディス分野ではパンプス用のシューケアグッズ(前滑り防止)が数百円と買いやすい価格もあ...
19~20年秋冬パリ・メンズコレクション期間中、来場者たちを悩ませたのは、フランスのマクロン政権に対するデモ「黄色いベスト運動」の影響だ。黄色いベスト運動当日のコレクションのスケジュールは、大幅な変更を余儀なくさ...
そのアパレルメーカーでは、まず高感度のセレクトショップや地方の有力専門店に最も自信がある商品を薦め、最後に量販店やチェーン専門店用にアレンジして提案していた。 それがブランド統廃合など社内事情で順序が逆転。売り上...
外国で満員電車に乗ると周りの人の体臭や強い香水に困ることがあるが、日本ではあまり気にならない。しかし、日本でも匂い、香りに対する反応や関心は高まり、企業は様々な新商品やサービスでチャンスをものにしている。例えば、...
「あなたは9193283番目です」。スマートフォンに表示されたのは、中国のシェア自転車ofoを退会する保証金の手続きの順番待ち。昨年末に日本でもニュースになったofoの経営難。保証金の返還を求める人々が北京の本社...
海外で生活していると自動販売機が少なくて不便を感じる場面が多い。上海でも少ないが、地下鉄の券売機はここ数年で増え、窓口販売は1駅に1カ所程度までに減った。人件費の上昇が理由で、券売機に切り替わった。 最近でこそ少...
最近のレディスブランドのリブランディングや新業態開発の事例で、「オンにもオフにも着回せる」というキーワードを頻繁に聞く。通勤ファッションのカジュアル化は今に始まったことではないし、「なぜまた注目されているのだろう...
冬物の動きが悪い。年初から気温が下がり、セールでマークダウンしても一向に上向かない。「これほど悪いのは記憶にない」と大手百貨店の婦人服部長が嘆く。 日本百貨店協会が発表した全国百貨店(79社、219店)の18年1...
ゴールデン・スポーツイヤーズが始まった。ラグビーワールドカップ(19年)、東京五輪(20年)、ワールドマスターズゲームズ(21年)が開催される3年間を指し、これを機にスポーツをする人・見る人・支える人が劇的に増え...