《ピエクレックスカンファレンスから㊤》単純廃棄ではない新たな選択肢
2025/03/04
サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けてリサイクルを推進する企業が多いなか、異彩を放つのが生分解性繊維を堆肥(たいひ)利用するピエクレックス(滋賀県野洲市)だ。同社が構築を目指す繊維製品の循環インフラ「...
2025/03/04
サーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現に向けてリサイクルを推進する企業が多いなか、異彩を放つのが生分解性繊維を堆肥(たいひ)利用するピエクレックス(滋賀県野洲市)だ。同社が構築を目指す繊維製品の循環インフラ「...
芯地や使い捨ての防護衣といった限定的な用途で使われてきた不織布が、アパレル製品の表地に使われる事例が増えてきた。繊維を生地にするまでの工程が織物やニットと比べて短く、二酸化炭素(CO2)排出削減などサステイナブル...
高齢化や、物価高やそれに伴うアパレル消費の減退など日本国内で事業環境が厳しさを増す中、海外戦略が各社共通の重要なテーマになっている。欧州素材見本市に出展した日本企業は、国際認証の取得や環境に優しい素材の開発を訴求...
カラーループ(京都市、内丸もと子CEO=最高経営責任者)は、廃棄衣料をアップサイクルする京都工芸繊維大学発のベンチャー。赤や青など色で大別した故繊維を樹脂やバージン糸と混ぜ、紙や成形品、再生糸にしている。「どんな...
ワコールは、メルトブロー法で立体物を成形する独自技術「メループ」を開発し、ブラジャーのカップのほか、新しい用途の開発を本格化し始めた。平面状の不織布を使った商品に比べ、大小様々な形状の立体成形物を作ることが可能な...
皮革産業の環境問題を題材に、産学連携授業で商品開発に取り組んでいる。産業界の環境問題解決の視点で目指す教育について聞いた。◇ 21年から3年生の産学連携インターンシップで、皮革産業で問題となっていた傷などが多いた...
世界でも環境に関連する法整備が進む欧州。直近では、2月20日にフランスでPFAS(有機フッ素化合物)規制法案が可決された。欧州のテキスタイル企業だけではなく、欧州以外も環境規制への対応が問われている。コスト面など...
H&Mグループなどが出資するサイア(スウェーデン)は、ベトナム南中部のビンディン省に大型の繊維to繊維リサイクル工場を開設する。最大10億ドルを投じ、年25万トンの生産を計画する。複数のベトナムメディアな...
政府は2月25日、「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律」(GX推進法)及び「資源の有効な利用の促進に関する法律」(資源法)の一部改正案を閣議決定した。排出量取引制度や再生資源の利用義務について明...
EU(欧州連合)理事会と欧州議会は、繊維製品に拡大生産者責任を導入する改正案の暫定合意に達した。実施されれば、繊維生産者やアパレルブランドは消費者が廃棄した後の回収・リサイクルの費用負担を求められることになる。 ...