サステイナブル

繊維・アパレル業界向けサステイナビリティー基準「MMS」 26年末に発効、翌年末以降に義務化

2025/12/26

 米NPO(非営利組織)のテキスタイルエクスチェンジ(TE)は、繊維・アパレル業界で使われる原材料の生産および一次加工に関するサステイナビリティー基準「マテリアル・マター・スタンダード」(MMS)の最終版を出した。...

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ISPOミュンヘン AI・バイオ・リサイクル活用の最新技術を多彩な製品で披露

2025/12/23

 スポーツ用品見本市「ISPOミュンヘン」が11月30日~12月2日に開かれた。ドイツ・ミュンヘンでの開催が最後となる今回は、バイオやリサイクル技術などを駆使した環境配慮の最新テクノロジーが披露された。スポーツ関連...



EUのサステイナビリティー規制緩和策 鍵を握るのはトレーサビリティー

2025/12/18

 【パリ=松井孝予通信員】EU(欧州連合)で企業の規制負担を軽減するオムニバス法が一段と進んでいる。欧州委員会はこのほど、環境アセスメントや許認可手続きを横断的に見直す第8弾の緩和策を公表した。【関連記事】EU、サ...



リファインバースグループ 自動車内装材の端材をアスファルト改質剤に再資源化

2025/12/18

 リファインバースグループは、自動車内装材の裁断時に発生する端材をマテリアルリサイクルし、再資源化した新素材「リオカ」を発売した。リオカはアスファルト改質剤として高い耐久性を持ち、自動運転技術の普及で予想される〝わ...



EU、サステイナビリティー規制を大幅緩和 企業負担軽減へ圧力

2025/12/09

 【パリ=松井孝予通信員】EU(欧州連合)で企業のサステイナビリティー規制の大幅な緩和が進んでいる。11月に欧州議会でCSRD(企業サステイナビリティー報告指令)とCSDDD(企業デューデリジェンス指令)の適用基準...



スクールユニフォーム大手3社、揃って増収へ 廃棄ゼロへの取り組み強まる

2025/12/05

 スクールユニフォーム大手3社の直近のグループ連結決算は、価格改定を実施したこともあり、揃って増収となりそうだ。これまでは中学校中心だったブレザー需要が、来年からの授業料無償化を前に高校でも広がりを見せており、需要...



ファーマフーズ「オボヴェール」が本格販売 卵の薄膜を繊維に

2025/12/05

 卵を原料とした機能性素材を開発・販売するファーマフーズ(京都市)は、鶏卵の殻の内側の薄膜から生まれた新素材「ovoveil」(オボヴェール)の販売を本格化する。スタイレム瀧定大阪が糸作りなどで協力しており、東京で...



《もう少し知りたい》注目のサステイナブル関連認証・監査制度 海外市場開拓に向けた〝パスポート〟

2025/12/03

 環境配慮及び人権尊重などサステイナブル関連の認証・監査制度が注目されている。これらの制度は、欧米をはじめとする海外市場開拓に向けた〝パスポート〟といえる存在であり、国内製造業においては外国人労働者雇用の条件として...



ピエクレックス グリーンエキスポに向け発表会 制服デザインは「エンスーロ」の岡部健史氏

2025/11/28

 繊維メーカーのピエクレックス(滋賀県野洲市)は親会社の村田製作所の本社(京都府長岡京市)で、27年に横浜で開催予定の国際園芸博覧会「グリーンエキスポ2027」に向けた取り組みを発表した。同博覧会のスタッフ用ユニフ...



アップサイクル技術展2025 廃棄物に新たな付加価値を

2025/11/28

 「アップサイクル技術展2025」が大阪市で開かれた。廃棄物に新たな付加価値を与える技術を持つ企業34社が出展。繊維や衣料、プラスチックなどの再資源化技術が集まった。(多田知史) 検品・修整の桑原は、黄変した衣類を...