年末恒例、繊研プラスメールマガジン読者が選ぶ2019年の「バズワードトップ5」が決定しました!
2019年に繊研プラスに掲載された記事や流入検索ワード、記事ランキングなどからワードをピックアップし、メルマガ会員の皆さんに投票していただきました。
今年は、改元や増税に加え、ラグビーW杯日本大会が行われるなど、大きなイベントがいくつもあり、話題の豊富な一年となりました。そんな2019年、皆さんの心に響いた〝バズワード〟とはいったい?
ではさっそく5位となったあのワードからご紹介します!
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★5位...「令和」
5位となったのは、4月1日に公布され5月1日に施行、改元された新元号の「令和」です。約30年ぶりの改元ということもあって、国中がお祝いムードに。業界でも改元に合わせて「令和」アイテムが発売されるなど、日本各地で〝令和ブーム〟が起こりました。
【ユーザーからのコメント】
- 初めて元号が変わることを実体験したから(男性/40代/営業)
- 日本の大きな変化(男性/40代/MD)
- 祝日が不規則になる等、万人に影響があった(女性/30代/その他)
- 新天皇が即位される、元号が変わる、そして時代が変わることは大きな出来事(男性/50代/企画)
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★4位...「増税」
4位には「増税」がランクイン。消費への影響が懸念されるとともに、業界では「駆け込み消費」や「駆け込みセール」などのワードが頻繁に取り上げられました。また、消費税率の引き上げとともに導入された「軽減税率」もよく耳にする言葉となりました。
【ユーザーからのコメント】
- お金にまつわる事柄は関心度合いも高いから(男性/30代/営業)
- 業務上、対応が大変だった印象が強い(男性/40代/営業)
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★3位...【ラグビーW杯】
3位は、9月から日本で開催された「ラグビーW杯」。優勝候補のアイルランドに歴史的勝利をおさめるなど大躍進を遂げた日本代表の雄姿に、日本中が大いに沸きました。
日本代表のレプリカユニフォームが売れに売れ、追加生産が行われるなど業界内でも経済効果を生みました。
■【メルマガ会員に聞きました】ラグビーW杯を観戦しましたか?
■【業界のラガーマンが語る】ラグビー愛と日本代表への熱き思い
■【ラグビーW杯代表ユニフォーム】侍の甲冑や日の出…日本モチーフのデザイン多く
【ユーザーからのコメント】
- ドラマでラグビーに関心を持ち、実際にスタジアムで観戦した。これからも応援したい。これほど圧倒的に世の中が動くのは初めて体験した出来事だった(女性/50代/デザイナー)
- ワンチーム!に感動した(女性/20代/企画)
- 自分自身最も刺激的で影響を受けた実感があるため(男性/50代/教師・講師)
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★2位...【〇〇ペイ】
2018年の第2位は「キャッシュレス決済」でしたが、今年の2位もキャッシュレス決済関連のワードとなりました。
スマートフォン決済のサービス名として耳にする「〇〇ペイ」です。「ペイペイ」「メルぺイ」「ラインペイ」など様々なサービスが誕生し、ユーザーや加盟店を獲得するための大型キャンペーンが活発に行われました。
一方で不正アクセス問題が一部で起こるなど、セキュリティ対策も課題のひとつとなっています。
■キャンペーン白熱のスマホ決済サービス アパレルは大手先行、中小は今後
【ユーザーからのコメント】
- 日本はこのまま進まないと思ったが、PayPayの頑張りや国の補助など動きが活発化し、自身もキャッシュレスに前向きになった(男性/30代/営業)
- ダメな部分もあったが、皆使ってる。正直、ここまで広がるとは思っていなかった(男性/50代/管理職)
- 普通に便利だった(男性/50代/バイヤー)
- 各社のバラマキ合戦がすごかった。CMなどでも見ない日はなかった(女性/40代/その他)
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★1位...【サステイナブル】
2019年の1位は、「持続可能」という意味を指す「サステイナブル」。2015年に国連総会で採択されたSGDs(持続可能な開発目標)をきっかけに広がり、繊研新聞の2019年1月1日付の新年号でも、平成の終盤で浸透してきたトレンドワードとして取り上げました。
「ここ1年ほど、取材先でもサステイナブル関連の話題が絶えない。以前から継続的に取り組んでいる企業に加え、ブランドイメージ的に意外に思える企業にまで広がっている。ファッション業界全体で一大ムーブメントとなっている」と、繊研新聞のレディスチェーン専門店担当記者も話しています。
また「消費者との直接的な接点を持つ小売企業が動けば、市場に与える影響力は大きい。そこから新しいビジネスが生まれる可能性もある」ということで、令和の時代において、まだまだ「サステイナブル」な話題が続きそうです。
【ユーザーからのコメント】
- ブームではなく人類の存続に向け避けて通れないキーワード(男性/40代/会社役員)
- 今までの「リサイクル」では世の中が動いている感じがしなかった。しかし今年はアパレルや食品など中心に本格的に世の中が動き出し、ファッションの中にも取り入れられるまでになり、世の中の流れが大きく変わったと感じた(男性/30代/営業)
- 良い意味でも悪い意味でも今の時代のもっとも象徴だから(女性/50代/会社役員)
- 仕事上でよく出くわした言葉(男性/60代以上/営業)
- アパレル業界の生き残りのキーワードだと感じた(女性/30代/その他)