9月の「繊研新聞」はラグビー祭り!(杉江潤平)

2019/09/02 17:00 更新


皆さん、こんにちは! 暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年の夏の暑さ以上に、さらに日本を熱くしそうなのが、9月20日から始まる「ラグビーワールドカップ日本大会」ですよね!日本、いやアジアで初めて開かれるW杯とあって、高い関心を集めています。

「繊研新聞」でも、W杯を盛り上げるべく、紙面でも全力バックアップ!

ファッション業界のラグビー関連の話題をふんだんに紹介し、話題を喚起したいと思います。

代表ユニフォームの発表会見では、多数のマスコミが押し寄せ、熱気に包まれました

まず9月3日付紙面では、代表のユニフォームについて詳報します!

激しいスポーツであるラグビーのユニフォームは、ウェアの耐久性・強靭さが求められますが、そうなると生地は分厚くなってしまいます。しかし、走り回り、たくさんの汗をかくラグビーには生地の薄さ・軽さが必要。

今回の日本代表ジャージーは、そんな相反する要求を叶える素晴らしいウェアに仕上がりました。しかも、ポジション別にシルエットなども変えて。

紙面では日本代表ジャージーの概要を、開発者のインタビューを交えてご紹介します。

代表ジャージーを開発したカンタベリーオブニュージーランドジャパンの石塚正行さん

同紙面では他国のユニフォームも紹介します。

ニュージーランド代表「オールブラックス」のユニフォーム。黒地に葉の模様が描かれています

「アディダス」が手掛けるニュージーランド「オールブラックス」の代表ジャージーは、「Y-3」のクリエイティブディレクターである山本耀司さんが手掛けたもの。マウリの文化に欠かせないシダの葉やコル(シダの新芽)が描かれています。

次に9月18日付の中面企画ページ「センケンコミュニティー」(センコミ)では、ファッション業界のラグビー経験者に、ラグビー愛を熱く語ってもらう企画も予定しています。

伊勢丹新宿本店長の近藤洋さん

かつて伊勢丹には、東日本社会人リーグ(現在のトップリーグ)に所属する「伊勢丹ラグビー部」がありました。総勢273人のラガーマンを輩出し、全国社会人大会の常連でしたが、百貨店業界の環境変化に伴い、2001年2月に惜しまれつつ廃部。センコミでは、廃部時にラグビー部の部長を務められていた伊勢丹新宿本店長の近藤洋さん(三越伊勢丹執行役員)にご登場いただき、当時の話を語っていただく予定です。


実は三越伊勢丹には現在、「MIラガール」という女子ラグビーフットボールクラブがあり、取材ではそのメンバーもご同席。MIラガールの活動内容やラグビーの魅力などを存分にお話いただきました!

帽子メーカーの栗原亮社長

センコミではこのほか、帽子メーカーの栗原亮社長や…、

フェニックスインターナショナルの脇坂大樹社長

フェニックスインターナショナルの脇坂大樹社長など、総勢9組の皆さんにご登場いただきます!

撮影では、日本代表のレプリカジャージーを着てもらったのですが、皆さん“桜ジャージー”を見ると、大興奮! やはり憧れのジャージーなんですね!

レプリカジャージー

ちなみにユニフォームを開発したゴールドウインのグループ会社、カンタベリーオブニュージーランドジャパンによると、7月10日に発売したレプリカユニフォームは既に、5万枚を売り上げたとか。W杯大会中は、20万枚を売り上げる計画で、意気込んでいます。

前回大会では強豪南アフリカを倒し、グループリーグで3勝したにも関わらず、残念ながら決勝に行けなかった日本代表。それだけに、今回は決勝トーナメント進出、さらにはベスト8進出に期待が高まっています!

がんばれ、日本!


すぎえ・じゅんぺい 本社編集部所属。編集プロダクション勤務の後、03年に入社。大手アパレル、服飾雑貨メーカー、百貨店担当を経て、現在はスポーツ用品業界を取材。モットーは『高い専門性と低い腰』『何でも見てやろう』



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