コラム

《めてみみ》セールなしのMD

2017/12/22

 百貨店の婦人コートが、昨年に比べて好調だ。「高単価の海外ブランドが売れている」「価格戦略商品よりも、素材やデザイン性のある価値あるものが好調」と、各百貨店の担当者が今冬の特徴を指摘する。価格よりも商品の質や汎用性...

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《視点》体験型

2017/12/22

 ECが急成長中の今、リアルならではの購買の楽しみは、やはり体験型にあるな、と感じることが増えた。 ある宝飾企業が12月に行う消費者向けの販売会は、車寄せのあるような趣ある洋館で行われる。エントランスを抜けると、商...



《めてみみ》和気あいあい

2017/12/21

 ECに関する取材が増えるなか、知らない用語が増えてきた。専門家には当たり前だろうが、英字やカタカナ交じりの言葉が出るたびに取材が止まる。頭を下げて教えてもらうと瞬間的に理解した気になるが、記事を書く段になると今一...



《視点》服を買う理由

2017/12/21

 日用品などを買いに行く際、ポイントやクーポン券の有効活用を意識するようになった。ちまたで言われる〝ポイント貧乏〟にならないようにしているつもりだが、気がつけば財布の中のカードは増えてしまっている。 以前、大きな景...



《めてみみ》不振の要因は?

2017/12/20

 今秋冬、ヤングレディスブランドの苦戦が際立つ。SCのファッション全体の売り上げは厳しかった昨年に比べて上向いているが、「ヤングレディスだけは落ち込んでいる」施設が多い。ヤングレディス中心のファッションビルの売り上...



《視点》エモーショナルを求めて

2017/12/20

 セレクトショップをはじめとする有力品揃え型専門店が12月初めまでに、18年春夏の品揃えを披露した。目立ったテーマは、大人マリンや南米風など。きれいな色柄を軸にしたフェミニンなスタイルを推す店が多かった。 そんなな...



《視点》財産

2017/12/19

 イオンモール松本、プライムツリー赤池など、この秋も大型SCがオープンした。それぞれに最新のテナント揃えや機能を盛り込み、地域の競合関係を変えながら定着を目指していくことだろう。 とはいえ数年前までは12月の初めに...



《めてみみ》朝の円陣

2017/12/19

 ある専門店は、朝礼の後、早番の店員全員で円陣を組み、いっせいに声を出してから店を開ける。チームスポーツの試合前のルーティンのようだが、そこの店長によると、確かな理由があるという。 赴任した当時、店は売り上げも芳し...



《めてみみ》スモールストロング

2017/12/18

 「スモールストロングを応援したい」と強調したのは日本メンズファッション協会(MFU)のセミナーで講演した元博報堂のクリエイティブディレクター、佐藤夏生氏。以前はグローバルなスポーツブランドや高級外国車など多くのC...



《視点》あっという間に…

2017/12/15

 iphoneが登場してもう10年。コミュニケーションや消費などあらゆる行動の起点がスマートフォンに変わった。今、消費者の心をつかんでいるのは、13年にスタートしたメルカリをはじめ、こうしたテクノロジーの変化を捉え...