コラム

《視点》セリーヌ・ロス

2018/10/19

 「セリーヌ」からフィービー・ファイロが離れ、19年春夏コレクションでエディ・スリマンによる新生セリーヌが発表された。分かっていたことなのに、今までのセリーヌが完全になくなってしまったことを見せつけられたようでショ...

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《めてみみ》京都は時計回りに

2018/10/18

 自宅にスペイン人の女性がホームステイしている。東京、広島、飛騨白川郷などを回り、その合間に大阪の我が家で休養するという生活だ。遠方をほぼ一巡し、京都を案内することになった。行き先の希望を聞いたが、初めての日本とい...



《視点》産地の学校

2018/10/18

 物作りを通じて国内産地と企業、デザイナーを結ぶ仕事をしているテキスタイルキュレーターが人材育成を行っている。テキスタイルコーディネートを主な事業としている糸編(東京)の宮浦晋哉代表が、その名も「産地の学校」を運営...



《めてみみ》枠組みを超えて

2018/10/17

 三井不動産は19年秋に東京・日本橋に開業する新商業施設「コレド室町テラス」の核テナントに台湾企業、誠品生活の日本1号店を導入する。書籍・雑貨を中心としたライフスタイル提案型の店舗だ。誠品生活との合弁で日本でのライ...



《視点》プラスチックは悪者か

2018/10/17

 プラスチックごみの問題が世界的に注目を集めている。ウミガメの鼻からストローが抜かれるセンセーショナルな映像がニュースに流れ、スターバックスをはじめとした国内外の飲食チェーンは脱プラスチックストローに動き出した。 ...



《めてみみ》ジーンズの時代

2018/10/16

 米国のジーンズブランドのデザイナーに取材した。今、ジーンズは高いブランドからファストファッションまで、どこでも作る時代だから競合が大変なのではと聞くと、こんな答えが返ってきた。 「全くそんなことはない。ジーンズを...



《視点》近くにあったヒント

2018/10/16

 アパレル生産は中国から、ASEAN(東南アジア諸国連合)やバングラデシュなど、日本からは遠いが、コストの低い地域へのシフトが進む。しかし、価格競争一辺倒では価値も消化率も下がり、在庫が増える。それを焼却処分すれば...



《めてみみ》満たされない思い

2018/10/15

 「今はSNSだけでつながったつもりになり、実際は満たされない思いを抱える人が多く、自分の居場所としてリアルな体験ができる場を求め始めている」。そう話すのは、宇都宮市の郊外でアウトドアが切り口のセレクトショップ「ラ...



《めてみみ》イベントスペースの模索

2018/10/12

 百貨店、ファッションビルともにイベントスペースを広げる動きが目立つ。百貨店は上層階の既存の大型催事場以外に各階エスカレーター前に常設のイベントスペースを設け始めた。都心の地下街やファッションビルも、共用部の空きス...



《視点》マジ・アツが継続を生む

2018/10/12

 無名アイドルはどうやってファンを広げているのか、という内容のセミナーが、なかなか示唆に富んでいた。 まずアイドルの立場を自分事としてとらえることが前提だが、アイドルを夢見る女の子は「本気」で願望し、そんな彼女をプ...