コラム

《めてみみ》魅力を高めるには

2018/06/15

 ECが主力のブランドの期間限定店が、都心商業施設を中心に広がっている。「新しいクリエイティブがリアル店よりもEC発の流れになっているから」。百貨店やファッションビルで、主にヤング層を対象とする売り場担当者によれば...

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《視点》オムニな日々

2018/06/15

 出産後、ゆっくり店を回りながら買い物ができる機会など、ほぼ皆無となった。効率化しながら欲しいものをゲットするために頼るのはEC。しかし、色物やボトムに関しては、やはり店で実物を見たいし、試着したい。そんなわけで、...



《めてみみ》新・日比谷シャンテ

2018/06/14

 東京・日比谷のSC、日比谷シャンテは3月23日に87年の開業来最大規模の改装を完了して以降、売上高が前年比30%増ペースだ。同月29日に隣接地に大型複合施設、東京ミッドタウン日比谷が開業し、来街者が大幅に増加した...



《視点》子機という分業の要

2018/06/14

 尾州産地の物作りを支えている「子機(こばた)」の存在に黄信号がともっている。子機とは企画と販売を担う親機から委託されて製織事業を行う機業場を指す。産地の縮小で子機の収入源である加工賃は減少。子機は従業員だけでなく...



《めてみみ》健康に関わる仕事

2018/06/13

 今春、武田薬品工業のアイルランドの製薬会社買収が大きな話題になった。買収額は6兆8000億円に上り、日本企業の海外買収案件としては過去最大。金額が大きすぎて、ピンとこないが、昨年の日本の衣類輸入額が3兆円強である...



《視点》本音論

2018/06/13

 「本音と建て前を使い分ける」とはよく言うが、最近はどうも建て前に重点が行き過ぎるあまり、事態の停滞や悪化を招く場面を、政治や学校経営に絡むニュースでよく見かける。危機管理という面では、建て前より本音が優先されるべ...



《めてみみ》いなたい服

2018/06/12

 セレクトショップの18~19年秋冬展示会を取材して回っていて、カジュアル分野の企画担当者やバイヤーが「いなたい」という言い方で自社のスタイリングの特徴を説明する場面が何度かあった。 この言葉、語源には諸説あるが、...



《視点》しゃれた学校といえば

2018/06/12

 ファッション専門学校の性格は千差万別だが、しゃれている学校といえば桑沢デザイン研究所ではないだろうか。先日開かれた桑沢賞の授賞式では、そのエンターテインメント力に時間を忘れてしまった。 凝ったデザインの表彰状は何...



《めてみみ》「適応」の先に

2018/06/08

 「ローカライズ」や「適応化」と言われる取り組みが広がりそうだ。ルクア大阪を運営するJR西日本SC開発は16年度、業態開発室を立ち上げた。立地や顧客特性に見合った独自の業態の導入を進めるのが主な狙い。通常のテナント...



《視点》足袋からの転換

2018/06/08

 ジーンズや学生服、ユニフォームなどの産地として知られている岡山県倉敷市の児島。岡山県産業労働部産業振興課が3月に発行した「おかやまのせんい vol 3―特集『岡山県学生服製造100年』」によると、児島は明治から大...