《視点》本屋との出会い

2019/02/07 06:23 更新


 地元の街の本屋はここ20年ぐらいの間に一つ、二つと減っていき、今では駅ビルに入る1店だけ。そこも最近、売り場の編集を変え、立ち寄る用があるのはわずかに残る文庫本の棚だけになってしまった。ところが先日、商店街のはずれに小さな本屋ができたのを発見。売れ筋によらない、店主によるセレクト本屋らしい。

 昨年、盛岡市に出張した際も「街の文化のともしびを絶やしたくない」とオープンしたばかりの、古本と新刊のセレクト店に出会った。やって来る客もそれに応えるような姿勢に見えたことが印象的だった。本の実店舗が淘汰(とうた)される一方で、こんなコンセプトストアが生まれていることが、ちょっとうれしい。

 昨年末には神保町の古書店街の、ファッション関連に力を入れている店も知った。担当者は「ほかの店にはないから、ここでできるだけ集積したい」と熱く語る。ブランドに関する本やポスター、古い雑誌のバックナンバー、かつてブランドが顧客に配布した非売品のアートブックなどもある。実は、記者の〝お宝〟を買い取ってもらいました。

(赤)


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