会社は変わりましたか。あなたは?

大丸松坂屋百貨店のサブスク事業 真逆のモデル。潜在層へ楽しさ伝える

2023/03/20

 大丸松坂屋百貨店は21年3月にサブスクリプション(定額課金)型ファッションサービス「アナザーアドレス」を始めた。百貨店の「リアル店舗依存、フロー型」に対して、サブスクの「100%ウェブ受注、ストック型」は全く真逆...

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オンワード樫山 新事業開発。少人数で既成概念を壊す

2023/03/17

 オンワード樫山は20年にDtoC(メーカー直販)ブランドを開始、五つに増えた。21年秋デビューの「アンフィーロ」は今年で売上高50億円を見込む好調ぶり。責任者の執行役員第二カンパニー長の越智大輔さんは、「新規事業...



専門店向けアパレルのバスク 取引先の声に応える。コロナ下に加速

2023/03/07

 卸先である地方専門店との関係を丁寧に築いてきたレディスアパレルメーカーのバスク。社長の古賀征史さんは「コロナ禍のダメージは徐々に回復し、やっとこれから。ただ、今まで何をしてきたかが企業の生き残りを分ける」と話す。...



伊藤忠商事 改革断行。朝型勤務で出生率が上昇

2023/03/06

 「当社の出生率の高さが、社会的に注目されている。これは朝型勤務制度の導入から始まったものだ」。伊藤忠商事の代表取締役会長CEO(最高経営責任者)、岡藤正広さんはこう強調する。13年度からの同制度の導入などにより、...



瀧定名古屋の農家との共創 子に誇れる仕事か。顔の見える服を生む

2023/03/03

 「胸を張って、今の仕事を子供に誇れるか」。瀧定名古屋の婦人服地82課シニアデザイナー葭野(よしの)あかねさんは、悩んでいた。コロナ禍真っただ中の20年5月に娘を出産し、21年に復職する目前。今の仕事は好きだし、フ...



タビオの商品情報伝達 「奇跡の1ミリ」。動画は成長への資産

2023/03/01

 「奇跡の1ミリ」で世界的に知られることになったサッカー日本代表の三笘薫選手。彼が筑波大学時代に登場したタビオのユーチューブ動画が残っている。当時は無名の大学生がタビオのスポーツソックスを試し、有用性を繰り返し語っ...



クラレの事業部横断イノベーション プロたちと伴走。化学反応生む触媒役

2023/02/28

 クラレは現在の中期経営計画で事業部を超えた連携に力を入れる。これまで樹脂、フィルム、繊維など各事業が開発から販売まで完結して強みを発揮してきたが、一方で「他部署との連携が弱かった」(川原仁社長)。そこで22年1月...



日本事業が過去最高益のデサント 100を70に。「無駄な物作るな」で効果

2023/02/27

 デサントは22年4~12月、日本事業の営業利益が過去最高となった。「日本は無駄な物を作るな」という小関秀一社長の大号令の下、20年に開始した日本事業の構造改革では在庫もセールも返品を減らして収益性の改善を進めた。...



ミラノのニットウェア「ユリ・パーク」 一着を長く着る。プロならではの手伝い

2023/02/17

 持続可能なデザインとは何か。自らの存在意義を探る企業が増えてきた。「一着のニットをどうやって長く着てもらえるか。今はそこにファッションを感じる」と語るのは、イタリア・ミラノでニット工房のアニル・ディ・ユリ・パーク...



ビーズインターナショナル もっと意思疎通を。DJユウサクが語る

2023/02/16

 「さあ、今週も始まりました、DJユウサクのストリートマンデーのお時間です!」。毎週月曜午後3時。ビーズインターナショナルの社長、西方雄作さんはマイクに向かう。アシスタント役の社員2人とともに話す30分の社内〝ラジ...