ゆかた帯の小杉織物 2度の休業宣言。窮地救った“藤井マスク”
2023/02/15
3年前、突然襲ったパンデミック(世界的な大流行)は国内産地にも大きなダメージを与えた。受注が止まり、事業存続の危機に陥った企業も多いなか、これを救ったのはマスク特需だった。ゆかた帯を製造する小杉織物(福井県坂井市...
2023/02/15
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「ハレの場がない。じゃあ、どうする? と悩んで色々な部署とすぐに話し合った」。マッシュスタイルラボの「セルフォード」でプレスを務めるPR事業部の一真由子さんはコロナ下をそう振り返る。18年のデビューから大切な日に...
「20年の春先は辛かったですね。ほんと、ヤバいなと」。デザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「ラグタグ」などを運営するティンパンアレイ(東京)の社長、平野大輔さんは振り返る。コロナ前まではインバウンド(訪...
深刻化しつつあった「スーツ離れ」にコロナ禍が拍車をかけた。紳士服専門店は打撃を受け、主力事業の大改革を迫られる。それでも、最大手の青山商事の社長、青山理さんはスーツから逃げない。危機を乗り越えるため、原点である販...
「奇抜なことはしていません。時流に合わせたことが数字につながった」。そう語るのは、しまむら社長の鈴木誠さんだ。コロナ下に業績を立て直し、21年度で売り上げ、利益とも過去最高の水準に達し、今期も順調に業績を伸ばして...
和装、洋装、意匠撚糸、寝装、宝飾品と事業領域の幅広い堀田丸正は創業から161年目。「新型コロナの影響で環境がより厳しい」として、21年度から新たな構造改革に取り組んでいる。大きな転換は老舗のしがらみが邪魔する場合...
「在庫を抱えるビジネスはリスクも限界もある。いいサービスを開発できたのなら、SaaS(インターネット経由でのソフトウェアの利用)型のビジネスとしても展開していきたい」。デイトナ・インターナショナル取締役常務執行役...
「いつかは自分の店を」。会社の副業制度を使って、その夢を実現した人がいる。阪急阪神百貨店の阪急メンズメディアプロモーション部アシスタントマネージャー、龍ケ江凛平さん(29)だ。「百貨店は一人ひとりの幸せを大切にす...
21年秋、アリオ川口(埼玉)に現れた大きな緑のオアシス。看板には「シェルターグリーン」。運営するのは00年代のギャルファッションをけん引したバロックジャパンリミテッドだ。企業発の新たな文化 服を売り続けてきた同社...
東京・中野の住宅地の一角にある東京縫製。百貨店ブランドや路面店など法人向けに中高級品をお直しする。昨年6月、3代目に就いたのが河内愛さん。一人っ子で高校を卒業してから家業を手伝っており承継は時間の問題だったが、「...