「ハレの場がない。じゃあ、どうする? と悩んで色々な部署とすぐに話し合った」。マッシュスタイルラボの「セルフォード」でプレスを務めるPR事業部の一真由子さんはコロナ下をそう振り返る。18年のデビューから大切な日に着る〝好印象服〟で支持されていた真っ只中。入学・卒業式や結婚式などが次々と中止となり、暗雲が漂った。そこで一さんを中心にチームセルフォードで取り組んだのが消費者目線の「リアル戦略」だ。
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コロナ下も毎年増収
ブランドの顔は職人技をきらりと光らせた上品かつ華やかなオケージョンドレス。アナウンサーや女優の着用、雑誌への掲載などの効果で認知を広げ、顧客を獲得してきた。コロナ下でオケージョン需要は低迷したが、ブランドは毎年増収を維持している。
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