「胸を張って、今の仕事を子供に誇れるか」。瀧定名古屋の婦人服地82課シニアデザイナー葭野(よしの)あかねさんは、悩んでいた。コロナ禍真っただ中の20年5月に娘を出産し、21年に復職する目前。今の仕事は好きだし、ファッションには携わりたい。でも、まだよちよち歩きも出来ない娘を預けてまでやる仕事なのか。そこまでの仕事を自分はできているのか。心が揺れながら復職した。
メロンの皮で染める
ファッション業界ではサステイナブル(持続可能な)提案が全盛だった。葭野さんの所属は合繊を扱う課。合繊のサステイナブルといえば、リサイクルポリエステルが代表的だ。ただ、リサイクルポリエステルの評価は「一般的にバージンポリエステルと見た目や触り心地などで遜色(そんしょく)ないことを良しとされがち」。そこに違和感があった。
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