《視点》危機感
2017/10/18
「消費は底打ちをしたのではないか」とイオンモールの吉田昭夫社長。同社の17年3~8月連結業績が営業収益、営業利益ともに過去最高になったのは、海外事業が収益に貢献する段階に入りつつあるとともに、国内事業が伸びたこと...
2017/10/18
「消費は底打ちをしたのではないか」とイオンモールの吉田昭夫社長。同社の17年3~8月連結業績が営業収益、営業利益ともに過去最高になったのは、海外事業が収益に貢献する段階に入りつつあるとともに、国内事業が伸びたこと...
「MDの差別化が本当にお客のためになるのかどうか」と首都圏の駅ビルのリーシング担当者。秋冬から大型改装を開始、新店を数多く導入するが、「近隣他施設との違いはあまり意識しなかった」という。 この駅ビルの近くには大型...
今秋リニューアルした商業施設にオープンした専門店の新店を取材した。男女複合の店舗なのだが、レディスの品揃えに比べるとメンズの商品の数が明らかに少ない。聞けばこれまで実店舗はレディスのみで、メンズはネット販売限定商...
18年春夏レディス海外コレクションが終了したが、正直言って目新しいトレンドは見当たらない。絶対的に新しいものなど、もはやファッションでは出てこないのだろうと思うと同時に、「あえてトレンドを作らない」ことが今のムー...
作り手と売り手のパワーバランスが変わりつつある。今までは圧倒的に小売業が強かったが、自ら作り自ら売る〝ガレージブランド〟がマニアックでコアなファンから絶大な支持を得ている。もちろん一つひとつの売り上げ規模は限られ...
「カード会員開拓や外商客など、40代を若いと称していたが、その考え方を改める。やはりアラサー以下が若い人」。大丸松坂屋百貨店の好本達也社長の発言が興味深い。百貨店業界でいう「若い層」は確かに世間とは異なる。 中心...
取材先の一つに業界内で業績が厳しいとうわさになっている企業があった。社長に取材を打診したところ、了承してもらえ話を聞きにいった。業績が厳しいと口を閉ざす企業が多いなか、取材を受けてくれたことに少々驚いた。 聞くと...
来年は明治維新から150年。全国各地で様々な催しが予定されている。維新の一方の立役者である薩摩藩、今の鹿児島県も大いに盛り上がる。次のNHK大河ドラマが西郷隆盛を主役にした「西郷どん」となることもあって、鹿児島市...
経済産業省は8月末に18年度予算の概算要求を財務省に提出した。来年度も引き続き、中小企業対策は重点の一つで、今年度と比べて15%ほど増額を要求している。中小企業が支える繊維産業の皆さんには、その内容に関心を持...
パルコは自律移動型ロボットによる店舗の棚卸し業務の実証実験を今秋、初めて実施する。ICタグで商品を管理している店舗の在庫情報をロボットが読み取り、在庫管理と棚卸し業務を行う。 実用化されれば、ディベロッパーが店舗...