コラム

《視点》服好きが買うECは?

2019/03/06

 最近、地方セレクトショップのECが人気だ。オーナーバイヤーの個性的な品揃えをめがけて、地元のファンだけでなく、東京近郊の服好きが買いに来るようになっているからだ。 彼らはもともと都内の大手セレクトショップで服を買...

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《めてみみ》復調・インバウンド

2019/03/05

 百貨店の免税売上高が復調傾向にある。中国で施行された電子商務法の影響で、1月の免税売上高が落ち込んだが、インバウンド(訪日外国人)の来店数の増加などで、2月は再びプラスに転じた。「大口購入が減少するなど一部で影響...



《視点》リサイクル

2019/03/05

 国内ヤーン総合展「ジャパン・ヤーン・フェア」がこのほど開催されたが、リサイクルという考え方が広がっていると感じた。とりわけ石油を原料とする合成繊維は、扱い数量が多いだけにこのテーマの解決で先頭に立とうと競い合う姿...



《めてみみ》気運を高める

2019/03/01

 「1枚で映える春物が売れている」と百貨店の婦人服自主編集売り場の担当者。ナイロンパーカとレースを切り替えたアウター、様々な柄をマルチカラーで編み込んだニットなど、クリエイターによる特徴のあるデザイン服の動きが良い...



《めてみみ》店の横のつながり

2019/02/28

 ルミネがJR新宿駅新南口で運営するニュウマンはショップスタッフ向け企画として、スタッフのスタイリングコンテストを初めて実施する。 3月下旬に開始する開業3周年記念イベントで、各店が販売する同館限定商品を着用したス...



《視点》染工場

2019/02/28

 染料の不足や高騰が続く国内染色加工業。この間、特に短繊維染色工場を回る機会が多く、「キーインダストリーと言いつつもみんな値上げに応じてくれないし、本当は必要とされていないのではと感じる時もある」との声をしばしば耳...



《めてみみ》時代の象徴

2019/02/27

 昭和を代表する人物は断トツで田中角栄と聞く。ちなみに2位は吉田茂、3位は昭和天皇という。田中氏は、高等小学校卒業ながら一国の首相まで上り詰めた異色の経歴で知られる。コンピューター付きブルドーザーと言われた手腕や庶...



《視点》ECの見方と味方

2019/02/27

 ファッションECでは「ゾゾタウンでの販売停止」と絡んで、「自社ECサイトの強化」が話題となっている。自社EC強化の重要性は、本紙が11年からネットコミュニケーション特集で、自社EC強化の意味とともに、業界内の先行...



《めてみみ》潜在需要をつかむ

2019/02/26

 あるインポートブランドの卸企業で聞いた話。日本に進出して10年近くになる、あるブランドのネクタイの販売量がここ1、2年で急に増えだした。フィレンツェの工房で少人数の職人が作るこだわりのブランドだ。 そこのネクタイ...



《視点》コミュニケーションの手段

2019/02/26

 先日、取材した年商1億円のミセス専門店は、お客への電話を大事にしているそうだ。数千人の顧客を持ち、客の好みに応じてLINEや電話などで連絡を入れるのだが、「コミュニケーションの手段で一番いいのは会うこと。2番目は...