コラム

《視点》テクノロジーの発達

2020/11/10

 テクノロジーの発達がすさまじい。記者は通勤時にITニュースを音声配信コンテンツの「ボイシー」で聞くことが習慣となっている。毎日のようにIT系のベンチャー企業が新しいサービスをリリースしている。 最近、お気に入りの...

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《めてみみ》偉大なる調停者

2020/11/06

 タイで7月から反体制デモが続いている。タイでは街中での新型コロナウイルスの新規感染を抑え込んでいるが、コロナ対策の非常事態宣言は毎月延長され、少なくとも11月末までは継続される。これに対して以前から「デモを防ぐた...



《視点》明るさの裏で

2020/11/06

 産地企業に就職を希望する若者が増えている。「産地の学校」を運営する糸編の宮浦晋也代表が、その理由を二つ教えてくれた。一つは、服が好きで、物作りの仕事を志す人が、製造現場や職人に憧れを持つようになってきたこと。就職...



《めてみみ》逆転現象

2020/11/05

 コロナ禍で、百貨店のビジネスモデルが転換点を迎えている。緊急事態宣言の解除で営業再開して以降、店舗に大勢を集めて売り上げを拡大する従来の商売が出来なくなった。顧客と販売員の距離の確保や店内に多くの人を入れない密回...



《視点》安心のサポート

2020/11/05

 この間、オンラインで合同展や催事を開いた複数社に取材した。準備段階において各社力を入れていたのが出展者へのレクチャーだ。主催者のみならず、出展者も初の試みであり、どうしたらスムーズに出展できるのか、会期中はどのよ...



《めてみみ》鹿の骨まで

2020/11/04

 サステイナブル(持続可能性)やエシカル(倫理的)という言葉が業界にあふれる前から地域の社会問題に取り組んできた企業がある。神戸市で20年以上にわたり「ハイカラブルバード」などのセレクトショップを運営するメリケンヘ...



《視点》持続可能

2020/11/04

 「世の中に永遠なものはない」という言葉を思春期のころによく聞いた覚えがある。その言葉の真偽は今でもわからず、逆説のようでもあるが、永遠という事象に憧憬のようなものを感じることがある。 サステイナビリティー(持続可...



《めてみみ》マスクの裏で

2020/11/02

 すれ違う人の強い視線を感じる。頂き物の企業やブランドのロゴ入りマスクを着けている時に。素顔ならあり得ないアピールをしながら歩いているのだから目を引いて当然だ。米国で犠牲となった7人の黒人の名前を書いたマスクで試合...



《めてみみ》作り手の情熱

2020/10/30

 「『次に作るものは、他社と違う商品を作るのだ』という人間臭い行為にもっと時間を割いてほしい」。本紙10月16日付の瀬川直寛フルカイテン社長との対談で、島精機製作所の島三博社長が語った言葉に共感する。値引き販売率を...



《視点》国産テキスタイル

2020/10/30

 なかなか終わらないコロナ禍でのマスク需要。街中では、おしゃれなマスクを着けている人が増えてきたように感じる。多くの産地企業もマスク生産に取り組んでいるが、これをきっかけに産地のブランド力を高めることはできないだろ...