コラム

《めてみみ》氷点下の上海

2021/01/13

 年末年始の上海市は最高気温が氷点下の日が続いた。天気予報によれば90年ぶりの低温だったようだ。それでも子供は元気なもので、近所の公園では池に張った、厚さ1センチ以上もある氷を取り出して投げて遊んでいた。ただ、私が...

もっとみる



《視点》言葉あそび

2021/01/13

 ファッション業界に限らないのだろうが、えてして経営者は新し物好きだ。OMO(オンラインとオフラインの融合)だ、DX(デジタルトランスフォーメーション)だ、と初めて聞いた言葉をさも新しいおもちゃを手にしたかのように...



《めてみみ》ジェンダーに立ち向かう

2021/01/12

 型紙は一つだけでサイズも同じなのに、身長が異なる男性でも女性でも着られる服を作った愛知県岡崎市のアバンダンティズム。サステイナブル(持続可能)なファッションを追い求めるなかで生まれた。在庫生地を仕入れて作る服は、...



《視点》自己学習

2021/01/12

 「20~30代の若い世代を中心に副業への関心が高い」とはあるベンチャー企業の社長の言葉だ。金銭的な不安を解消したいという理由以外にも新しいビジネススキルを習得する目的でプライベートの時間を活用し、副業をする人が増...



《めてみみ》希望を届ける

2021/01/08

 例年であれば、この時期はすでに欧州へと旅立っている。しかし、メンズコレクションのスケジュールが大きく変わり、何十年ぶりかの日本での年初となった。 1月の恒例行事はメンズインポート市場の今後を占うピッティ・イマージ...



《視点》伸びる先への拡販

2021/01/08

 コロナ禍に翻弄(ほんろう)されて昨年は終わった。国内テキスタイル業界は、20年5月以降の操業の短縮・休業の状態が続いたまま新年を迎えた。店舗の休業や行動制限などもあってアパレル市況は厳しく、国内テキスタイル業界の...



《めてみみ》新常識を作る

2021/01/07

 少し不便を感じた正月だった。元日、近所のスーパーに行くと閉まっており、3日まで休む小売店も結構あった。しかし不満はない。こういう環境下だからこそ休めるし、感染のリスクと向き合い続ける従業員がせめて正月はゆっくり休...



《視点》ギャップ

2021/01/07

 カタログ通販のサイトで買い物をした。利用するのは30年ぶりか。SNSに度々広告が入り、サイトを見ると、人気のスタイリストやモデルとの協業も多く、旬なシルエットやカラーのウェアが手頃な価格で並んでいた。 「進化して...



《めてみみ》上海の年越し

2021/01/06

 上海で初めて年越しをした。コロナ禍で渡航制限が続く中、私同様に初めて上海で年越しをした日本人駐在員は多かったのでは。多くの日本人が暮らす上海では、予約すればおせち料理、年越しそばを日本と同じように食べられた。 大...



《視点》実力の背景

2021/01/06

 アメフト学生日本一を決める甲子園ボウルが行われ、関学大が日大を下して優勝した。勝った関学は学生代表として1月3日、ライスボウルで社会人日本一となったオービックと雌雄を決した。ライスボウルは09年を最後に、学生側は...