《トップインタビュー2023》阪急阪神百貨店社長 山口俊比古氏 顧客〝基〟点の運営を徹底
2023/01/11
これからの百貨店の目指す姿として〝コミュニケーションリテーラー〟を掲げている。そのために重要なのが顧客とつながり続ける関係性だ。組織、コンテンツ開発、もっとも重視している社員のマインド、その全てにおいて「顧客基点...
2023/01/11
これからの百貨店の目指す姿として〝コミュニケーションリテーラー〟を掲げている。そのために重要なのが顧客とつながり続ける関係性だ。組織、コンテンツ開発、もっとも重視している社員のマインド、その全てにおいて「顧客基点...
上期連結決算の営業利益は、本社移転の前倒し償却を除くと実質過去最高。通期の利益見通しも上方修正するなど業績は着実に回復基調を描く。60近いブランドを4つのドメイン(領域)にくくり直したのが昨年の大仕事だったが、半...
外部環境のせいにせず ――昨年を振り返って。 全体にコロナ禍の影響が継続し、ウクライナ紛争による欧州の天然ガス高騰にも苦しめられました。当社は欧州で結構な規模でビジネスをしていますし、米国も16年に買収した自動車向...
上期(22年3~8月期)は4期ぶりに全ての段階で黒字化し、23年2月期でも黒字化を見込む。19年度からの2年間の構造改革の成果が見られ、特にアパレル事業が復調している。30年度を見据えた中長期経営ビジョン「オンワ...
コロナ禍、ウクライナ紛争といった想定外の事態が続き、世界は不確実性を増している。今年は一定の経済回復も見込まれるが、原燃料高や為替変動など引き続き難しいかじ取りを迫られそうだ。素材メーカーのトップに今年の展望を聞...
コロナ禍を踏まえて、新たに開始した中期計画の2年目となった今期(23年2月期)は旗艦店の渋谷パルコを軸に進めてきた積極策が実り、他施設にも波及してきた。来期は業績の本格回復とともに、今後予定する新施設開発に向けた...
従来のテーラードスーツの市場規模がこれ以上大きくなることが見込めないなか、主戦場であるビジネスウェア事業の変革と挑戦を続けている。主力のスーツ市場ではオーダーメイドを強化するとともにビジカジスタイルも拡大する。さ...
22年度通期で、ブランド事業のコア営業利益100億円水準の達成などを指標に、「アパレルブランドの完全復活」を掲げている。それがデジタル事業、プラットフォーム(PF)事業の成長にもつながるとの見方だ。一体で付加価値...
国内百貨店事業の22年度売り上げが前期比2ケタ増で、三越伊勢丹の免税を除く国内客売り上げがコロナ禍前の18年度実績を上回る見通しだ。増収に加えて販売・管理費の削減で損益分岐点が下がり、収益が大幅に改善した。高感度...
コロナ禍によるラゲージ市場の落ち込みで苦しみながらも、新規事業や新商品の開発が実を結び、22年12月期は黒字化に成功。行動制限の解除で世の中が再び動き出すなか、今年は「チャンスの年にしたい」という。前期は黒字転換...