「コミュニケーションリテーラー」の具現化を本格的に開始する。阪急うめだ本店内に、ハイレベルなパーソナル対応を可能にする拠点を開設する。その販売体制の整備も進めている。
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販売後がスタート
――顧客基点のビジネスモデルへの転換を掲げている。
24年度から、これまでの「情報リテーラー」から顧客の自己実現支援ビジネスである「コミュニケーションリテーラー」の確立に向けて本格的に動き出します。「マスから個」「商品売り上げの最大化からLTV(顧客生涯価値)の最大化」「商品、サービス、体験、情報というコンテンツ価値の提供」に取り組んでいくことが大きな方向です。
そうであれば、現場の働き方も変わらないといけません。今までは販売がゴールでしたが、販売がスタートになります。販売後のいろいろな課題に寄り添い、使用価値を楽しんでもらうことを社員全員が意識して取り組む。
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