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《アジア化繊産業の現在地⑤》台湾㊤ 化繊生産、2年で4割減

2024/06/13

 台湾の化学繊維生産は、23年が119万9400トンで前年比21.7%減少した。21年の200万トンからわずか2年で4割減少するなど、韓国同様、落ち込みが著しい。輸出と並んで内需が縮小しており、生地サプライチェーン...

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《ファッションリユースの現在地⑦》逆風の海外仕入れ 円安と世界的な古着ブーム

2024/06/13

 海外から輸入販売する伝統的な古着屋が仕入れに苦労している。円安や世界的な古着ブームのあおりを受け、海外の仕入れ現場で「買い負ける」企業も出てきた。逆風とも言える海外仕入れで有力企業はどう戦っているのか。【関連記事...



三井不動産の商業施設事業 スポーツ・エンタメを活用し、リアルな体験の価値向上へ

2024/06/13

 三井不動産は商業施設事業で、新たな成長戦略を進める。今期(25年3月期)から、東京ドームなどのスポーツ・エンターテインメント事業と一体化し、商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部を新設したのを機に、「スポー...



《有力ショップの24~25年秋冬スタイリング提案》レディス㊦ 定番を光沢と透け感で新鮮に

2024/06/12

 有力ショップの24~25年秋冬は、定番アイテムをいかにフレッシュに見せるかがポイントとなる。キーアイテムは、ツイードジャケットや紺ブレザー、ストレートラインのニットスカート、デニムパンツなど。ラメのセーターや透け...



タブーにとらわれず変わる結婚式 ウェディングトレンドを探る

2024/06/12

 コロナ禍を経て、結婚式のあり方が多様化している。挙式や披露宴、パーティーを開くカップルは増えたが、これまで「当たり前」とされてきたルールや演出、ドレスコードなどが変化している。式を行う場所や衣装を決める時も、自分...



《アジア化繊産業の現在地④》韓国㊦ 高機能繊維の市場規模が倍に

2024/06/12

 高機能繊維に注力している韓国。特別講演で、韓国繊維開発研究院(大邱)が開発生産などの動向を報告した。同研究院は77年設立の繊維技術研修センターが前身で、産業技術革新促進法に基づいて設置された。産業の高付加価値化に...



《有力ショップの24~25年秋冬スタイリング提案》レディス㊤ 重ね着しやすいアイテムが焦点

2024/06/11

 有力ショップの24~25年秋冬は、季節に応じて重ね着のしやすいアイテムのバリエーションが焦点となった。暖冬の影響で厚手のウールコートは控えめで、テーラードジャケット、ブルゾン、ケープといったコンパクトなアウターの...



専門店メンズ6月の売り場観測 中旬までにどれだけプロパーで売れるか

2024/06/11

 今月は後半から会員向けに段階的に値引き販売が始まる。前半~中旬にどれだけプロパーで売れるかが各ショップの課題だ。トレンドのメッシュ開襟シャツは、タンクトップやキャッチーなプリントのTシャツと組み合わせて提案する店...



《移ろう市場に寄り添うファッションテキスタイル㊦》清涼感、暑さを和らげる機能

2024/06/11

 25年春夏向けテキスタイルでは、気候変動への対策も急務になっている。トレンドが続くシアーや凹凸のあるサッカー調など、清涼感のある素材に引き合いがある。暑さを和らげる機能を付加した新素材も出ている。需要がある天然素...



《アジア化繊産業の現在地③》韓国㊤ 生産減も高機能にシフト

2024/06/11

 韓国の化繊生産は23年が87万1000トンで前年比14.6%減。21年の123万トンが、22年に102万トン、23年90万トン割れと急激に減少した。23年の内訳はポリエステル短繊維が53万トン強(5.8%増)と回...