海外から輸入販売する伝統的な古着屋が仕入れに苦労している。円安や世界的な古着ブームのあおりを受け、海外の仕入れ現場で「買い負ける」企業も出てきた。逆風とも言える海外仕入れで有力企業はどう戦っているのか。
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現地業者に配慮
東京・下北沢を中心に約10店を運営するデザートスノー(東京、鈴木道雄代表)の主な仕入れ先はパキスタン。欧米から運ばれてくる古着が最初に到着する場所の一つだ。20年以上付き合いのある有力ディーラーに欲しいタイプの商品を指定し、ベール(圧縮梱包=こんぽう)単位で仕入れる。「円安は厳しいが、企業努力で小売価格はなるべく上げないようにしている」と鈴木代表は話す。