《私のビジネス日記帳》ビジョンがあれば 小倉織物代表取締役社長 小倉久英
2025/02/26
「はたらけどはたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざりぢっと手を見る」。有名な石川啄木の歌である。その所作のように手をじっと見てみるのだが、生命線が長いだけで、金運、恋愛運が全くたいしたことは無い、いや歳...
「私のビジネス日記帳」はファッションビジネス業界を代表する経営者・著名人に執筆いただいているコラムです。
2025/02/26
「はたらけどはたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざりぢっと手を見る」。有名な石川啄木の歌である。その所作のように手をじっと見てみるのだが、生命線が長いだけで、金運、恋愛運が全くたいしたことは無い、いや歳...
接客が怖かったミウラ&サンズですが、大学生になると先にアルバイトで働いていた友人に誘われ、私も働くようになりました。憧れが怖さに勝ったのです。毎日、入荷する商品を見たいがために、履修科目を午前中に固め、午後に授業...
大学4年を迎えた私は、家業を継ぐことを当然としつつ、他社での経験も重要と考えて大学の師である片岡一郎先生にご相談し、紹介していただいたのが伊勢丹の山中鏆さん(故人)でした。当時専務を務めていた山中さんから、2年を...
私が自社の経営指標で最重要視しているのは、売り上げ伸長率や利益率などの経営数値の指標でなく、各社員の「志事(しごと)のだいご味」という指標です。一人ひとりがどこに志事のだいご味を感じているのか。それぞれ異なると思...
石川県小松市で、後染め洋装専門のシルクジャカード織り工房を営んでいる。 ふと眺める冬の空。日本海側の住民から見れば、太平洋側に住む人々が少しうらやましい。どうしてこうも毎日が雨と雪ばかりなのだろうか。ただ、あと1...
24年5月に私が経営のバトンを引き継いだシップスは、渋谷道玄坂に「ミウラ&サンズ」を出店した1975年を起点として、25年で50周年を迎えます。創業翌年の1976年は、建国200年を迎えたアメリカから、西海岸をは...
商業の世界に身を置く経営者として今日私があるのは、多くの先輩方の教えあってのことです。今回はその中でも恩師と言えるお二人について書きたいと思います。 一人目の恩師は、大学時代にご指導をいただいた片岡一郎先生(故人...
「自ら決断する」。最近それを強く思うようになってきました。自己紹介を兼ね、自分の過去の「決断」を振り返ってみますと、22歳の時、自分は経営者になろうと決め、そのために学べる企業に入社し、ありがたいことに給料を頂き...
私が初めて米国に駐在した80年代後半に出会ったのがデイビッド・ボトウィニック氏です。彼は小さな会計事務所の新人会計士で、同年代ということもあり、大変親しくなりました。互いに「ビッグになる」という夢を共有し、ビジネ...
プラザは26年に迎える創業60周年に向けて、リブランディングを行っています。これまでの〝ライフスタイルストア〟から今春、日常の心拍数を上げる〝ライフモチベートブランド〟に生まれ変わりました。生活雑貨の小売り事業に...