【ミラノ=関麻生衣】26~27年秋冬向けファッションテキスタイルは、躍動的で華やかになりそうだ。7月10日に閉幕した国際素材見本市のミラノウニカ(MU)では、凹凸感や毛足などで視覚効果を出すテクニックが目立ち、意匠糸使いも多い。光沢感もポイントだ。
(写真=マルコ・ベルトリ)
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表面変化のあるテキスタイルが引き続き注目されている。不均一な太さや凹凸のある糸、毛足で動きを加えた生地が多く見られた。ラメ糸「ルレックス」やスパンコールで輝きを加えるのも気分で「ルレックス(使いの引き合い)は少し増えている」(リネアエッセ・グループ)。フロッキー加工も目を引き、シアーに施したタイプもある。