ニューバランスジャパン ランコミュニティー支援に力

2025/07/10 17:30 更新NEW!


スムーズな重心移動と足抜けの良さを意識した設計で新しいバウンス感を生み出すという「フューエルセルレベルv5」

 ニューバランスジャパンがランニングコミュニティーの形成や活動支援に力を入れている。3月に開業した「ニューバランスランハブ代々木公園」(東京・渋谷)で頻繁にランイベントを開催するほか、8月1日から東京都立明治公園を拠点に活動を始めるランコミュニティー「ランナーズパークトーキョー」(RPT)に協賛。有料会員にシューズやウェアを貸し出す。

 カフェやランナー同士の交流スペースがあるランハブ代々木公園店では、4~6月にかけて毎週末、同店を拠点にランイベントを計40回開催し、延べ約1200人のランナーを集めた。月2、3回は営業時間外に外部のランコミュニティーにも店舗を貸し出しているという。

 8月からは東京レガシーパークスが主催するRPTに協賛。7月12、13日に開催するオープニングイベントもニューバランスが全面サポートする。当日は7月1日に発売したランニングシューズの万能モデル「フューエルセルレベルv5」(税込み1万6940円)を試し履きできるブースを設け、約800人のランナーに訴求する。

 ニューバランスはニューヨークや上海などでもランニング特化の店舗を構え、そこを拠点に地域のラン文化を醸成する役割を果たしてきた。日本でもランニングが盛り上がるが、「ランナー同士が集まれる場がない」といった声があることから、ジャパン社でもそうした要望などに応え、コミュニティー支援に力を入れる。こうした活動を通じて「東京でベストランニングブランドとなる」(ニューバランスジャパンマーケティング部の鈴木健ディレクター)ことを目指す。



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