国内合繊メーカー 撤退や譲渡が再び加速 構造改革続く背景は

2025/06/11 08:00 更新有料会員限定


撤退を決めたユニチカのポリエステル繊維工場(岡崎事業所)

 国内合繊メーカーが再び繊維事業の撤退や譲渡を加速している。過去何度もの構造改革を経て、近年は得意分野に絞り込んで事業を特化していた。ところが中国メーカーとの競合激化や市況低迷、コスト増などが重なって撤退が相次いでいる。各社が経営指標としてROIC(投下資本利益率)重視を掲げたことも背景にある。

(中村恵生)

136年の祖業も売却

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