宮沢香奈

(みやざわ・かな)フリーランスライター/コラムニスト。セレクトショップのプレス、フランドティレクターなどを経て、フリーランスでPR事業をスタート。後にライターとして執筆活動を開始する。2014年に東京からべルリへと拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地のカルチャー情報を多くの媒体にて執筆中。現在、繊研新聞、Qetic, VOGUE, WWD Beauty, men's FUDGEなどで連載を持ち、アクティビティーコマースBANANAにて現地ガイドも担当する。

ロックダウン延長を繰り返すドイツ、空と同じ灰色の日々(宮沢香奈)

2021/01/22

”もういつ日本へ帰れるか分からない”現在のドイツの状況を踏まえて両親に送ったメッセージだ。帰国しようと思えば出来ないことはない。しかし、そこには、フライト前のPCR検査(72時間以内、自己負担)航空券、着陸空港にて...

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ベルリンにおけるオーガニック・ファーマーズ・マーケットの需要性(宮沢香奈)

2020/12/24

緩やかなロックダウンから厳しい制限を設けることになったベルリン。そういった状況でも開催されるのがマーケット(市場)であり、スーパーマーケット同様に住民にとって”必要不可欠”なものである。ロックダウンにより、毎年盛大...



ベルリナーの心を掴む「Buya Ramen」の最新アイデアとこだわりメニュー(宮沢香奈)

2020/11/16

ベルリンはいつの間にかラーメン屋激戦区の街と化した。ここ数年でいったい何軒のラーメン屋がオープンしたのだろうか?しかも、味のクオリティー、独自のメニュー、日本と変わらない丁寧なサービスなど、どこもオリジナルのこだわ...



礼拝堂跡地をカフェにしたベルリンの人気スポット(宮沢香奈)

2020/09/11

今年は冷夏になると思っていたベルリンの夏も昨年ほどではないにしろ連日30度を超える猛暑に見舞われた。それでも湿度が低く、カラッと晴れる夏の陽気はそれに勝るものはないと言えるほど心地良い。この気候が好き過ぎて夏季には...



ベルリンの陶芸家が提案するローカルコミュニティーの再構築(宮沢香奈)

2020/06/25

ロックダウンによる自粛生活中、ひたすら執筆に追われていた私はストレスと感染の恐怖に苛まれ、今思い出してもかなり酷い精神状態だったと思う。周りの友人たちも同様にストレスや不安を抱えている日々だろうと思っていた。ベルリ...



日常を取り戻しつつあるベルリンのショッピング動向(宮沢香奈)

2020/05/27

一時的にビアガーデンとして営業を再開した人気ローカルクラブ「Sisyphos」5月に入っても肌寒かった日々が一転、毎日晴れて20℃前後の気持ち良い気候となったベルリン。オープンテラスは待ち構えていた人たちでどこも賑...



コロナウイルスがファッションや音楽に与える影響(宮沢香奈)

2020/03/27

2020年はこれまでにないほど忙しくなる予定だった。”新型コロナウイルス”がパンデミックとなり、世界中を恐怖に陥れる前までは。日本を含むアジアでの広がりを心配していたのはもはや昔のこと。イタリアでの感染者が一気に広...



世界的建築家デイヴィッド・チッパーフィールドが手掛けるスタイリッシュ”食堂”(宮沢香奈)

2020/02/28

先日、アムステルダムに住む友人とミッテ地区にあるレストラン”Chipperfield Kantine(https://www.facebook.com/kantineberlinmitte/)”を訪れた。ここは名前...



ベルリンのローカルクラブvs都市開発(宮沢香奈)

2020/02/11

ここ数年、ベルリンのローカルクラブに関してあまり記事を書かなくなった。撮影禁止、取材も受け付けないというクラブやパーティーがほとんどであることや、そういった姿勢のもとに成り立っているクオリティーやプライバシーがある...



2年半振りの一時帰国で思うこと(宮沢香奈)

2019/12/26

祖母のお葬式のために一時帰国して以来の日本。帰ってこなかった理由は様々だけど、何より自分の”浦島太郎”っぷりに一番驚いた。23区の土地勘と地下鉄の路線図を忘れてしまい、本当に19年間もこの街に住んでいたのか!?と自...