宮沢香奈

みやざわ・かな フリーランスライター/コラムニスト。セレクトショップのプレス、フランドティレクターなどを経て、フリーランスでPR事業をスタート。後にライターとして執筆活動を開始する。2014年に東京からべルリへと拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地のカルチャー情報を多くの媒体にて執筆中。現在、繊研新聞、Qetic,VOGUE,WWD,Beauty,men's FUDGEなどで連載を持ち、アクティビティーコマースBANANAにて現地ガイドも担当する

礼拝堂跡地をカフェにしたベルリンの人気スポット(宮沢香奈)

2020/09/11

今年は冷夏になると思っていたベルリンの夏も昨年ほどではないにしろ連日30度を超える猛暑に見舞われた。それでも湿度が低く、カラッと晴れる夏の陽気はそれに勝るものはないと言えるほど心地良い。この気候が好き過ぎて夏季には...

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ベルリンの陶芸家が提案するローカルコミュニティーの再構築(宮沢香奈)

2020/06/25

ロックダウンによる自粛生活中、ひたすら執筆に追われていた私はストレスと感染の恐怖に苛まれ、今思い出してもかなり酷い精神状態だったと思う。周りの友人たちも同様にストレスや不安を抱えている日々だろうと思っていた。ベルリ...



日常を取り戻しつつあるベルリンのショッピング動向(宮沢香奈)

2020/05/27

一時的にビアガーデンとして営業を再開した人気ローカルクラブ「Sisyphos」5月に入っても肌寒かった日々が一転、毎日晴れて20℃前後の気持ち良い気候となったベルリン。オープンテラスは待ち構えていた人たちでどこも賑...



コロナウイルスがファッションや音楽に与える影響(宮沢香奈)

2020/03/27

2020年はこれまでにないほど忙しくなる予定だった。”新型コロナウイルス”がパンデミックとなり、世界中を恐怖に陥れる前までは。日本を含むアジアでの広がりを心配していたのはもはや昔のこと。イタリアでの感染者が一気に広...



世界的建築家デイヴィッド・チッパーフィールドが手掛けるスタイリッシュ”食堂”(宮沢香奈)

2020/02/28

先日、アムステルダムに住む友人とミッテ地区にあるレストラン”Chipperfield Kantine(https://www.facebook.com/kantineberlinmitte/)”を訪れた。ここは名前...



ベルリンのローカルクラブvs都市開発(宮沢香奈)

2020/02/11

ここ数年、ベルリンのローカルクラブに関してあまり記事を書かなくなった。撮影禁止、取材も受け付けないというクラブやパーティーがほとんどであることや、そういった姿勢のもとに成り立っているクオリティーやプライバシーがある...



2年半振りの一時帰国で思うこと(宮沢香奈)

2019/12/26

祖母のお葬式のために一時帰国して以来の日本。帰ってこなかった理由は様々だけど、何より自分の”浦島太郎”っぷりに一番驚いた。23区の土地勘と地下鉄の路線図を忘れてしまい、本当に19年間もこの街に住んでいたのか!?と自...



リメイクシャツ”After March”との出会い(宮沢香奈)

2019/11/19

ファッションにおける”リメイク”はいつの時代にも存在し、トレンドにもそれほど左右されず、独自の確立されたシーンを築いている。海外においては、やはり古着のリメイクと言うとLAを中心としたアメリカの印象が強く、もともと...



サマータイムの終わりとベルリンの異常気象について(宮沢香奈)

2019/10/30

熱派がヨーロッパ全体を襲い、フランスではなんと史上最高の45℃を記録し、命の危険を感じるまでの記録的な猛暑となった今夏。2003年には実際に熱派によってフランスで15000人の死者を出している。筆者の住むベルリンに...



ベルリン発サステイナブル”Manakaa project”始動(宮沢香奈)

2019/09/10

シャネルやグッチといったハイブランドからZARAやH&Mといったファストブランドに至るまで、地球環境を考えた様々な形でのサステイナブルが目立つ最近のファッション業界。世界規模での浸透が始まる前から一歩先をいっている...