宮沢香奈

みやざわ・かな フリーランスライター/コラムニスト。セレクトショップのプレス、フランドティレクターなどを経て、フリーランスでPR事業をスタート。後にライターとして執筆活動を開始する。2014年に東京からべルリへと拠点を移し、ヨーロッパを中心とした現地のカルチャー情報を多くの媒体にて執筆中。現在、繊研新聞、Qetic,VOGUE,WWD,Beauty,men's FUDGEなどで連載を持ち、アクティビティーコマースBANANAにて現地ガイドも担当する

エンターテイメントで溢れる東京、グローバルな活動拠点に最適なベルリン(宮沢香奈)

2023/02/27

前回、日本の100%マスクと黙〇〇シリーズに慄き、それについての記事を書いた。思いの外反響があったことにも驚いたが、自分で考えて正しいと思う行動をしている人も多いことを知った。それ以前に多忙を極める東京の人たちはマ...

もっとみる



マスク着用義務が終焉を迎えるベルリンから、ほぼマスク着用の日本へ。(宮沢香奈)

2023/01/23

前回帰国したのは2019年の終わり、まさにコロナが世界を蝕み始めた頃。そこから3年、ようやく念願の帰国を果たすことができたが、ほぼマスクなしのベルリン生活から、ほぼマスクをせざる得ない地元長野での生活は慣れるまでか...



日本の伝統文化“海女”を描いた舞台がベルリンで公演(宮沢香奈)

2022/12/23

雪が舞う11月、ウェディング地区に位置するシアターUferstudioにて公演されていた舞台「AMA-Perlentaucherin」を観に行った。同作は、三重県で代々受け継がれてきた海女という伝統的な文化にスポッ...



ベルリンのショールームで発見、才能溢れるウクライナ人デザイナー(宮沢香奈)

2022/11/29

10月末、ミッテ地区に位置するギャラリーにて、ベルリン拠点のサステナブルなブランドを中心に取り扱うショールーム“compose PR”がグループエキシビジョンを開催した。ランジェリーブランドやウクライナ人デザイナー...



インフレはいつまで続くのか?ドイツの厳しい現状(宮沢香奈)

2022/10/28

ドイツが1951年以来の高いインフレ率を記録している。このようなニュースがいろんなメディアで飛び交い、実際、私たちの生活にも影響を与えている。中でも最も高騰したのが天然ガスだ。現時点ですでに3倍以上も上昇している。...



ベルリンの防空壕跡地のギャラリーで「SF1OG」が2023春夏コレクションを発表(宮沢香奈)

2022/09/30

 9月上旬「ベルリン・ファッション・ウィーク」が開催された。メルセデス・ベンツ主催によるランウェイショーやエキシビジョン、イベントなどがメインとなるが、今回はそのほとんどに参加することができず、行く予定だったウクラ...



ドイツの公共交通機関が乗り放題、9ユーロチケットの魅力(宮沢香奈)

2022/08/23

 ドイツ政府は、今年6月から8月までの3カ月間限定で月額9ユーロ(約1,300円)で、ローカル列車、地下鉄、バス、トラムといった交通機関が乗り放題となる「9ユーロチケット」を発売し、ドイツ全土で利用できるというかな...



ベルリンとフランクフルトで分裂するドイツのファッションウィーク(宮沢香奈)

2022/07/25

 7月7日から9日の三日間に渡り、ドイツ最大規模を誇るPREMIUMグループによるトレードショーが開催された。これまで、1月と7月の年2回「Berlin Fashion Week」とほぼ同時期に開催されてきたが、2...



ヴァン・ナチュールと郷土料理を味わうジョージアの旅(宮沢香奈)

2022/05/27

4月末でもトレンチコートが必要なベルリンから、連日20℃を超えるジョージア・トビリシへと向かった。音楽フェスの取材でポルトガル・リスボンを訪れたばかりだったが、約2年間どこにも行けなかった鬱憤を晴らすかのように、2...



国境を越えたアートエキシビジョンで平和を願う(宮沢香奈)

2022/03/31

友人のギャラリー「Bermel von Luxburg Gallery」で開催されたプライベートパーティーでは、ゲストのピアニストによる美しい生演奏が披露された。ショパン、ドビュッシー、リストの名曲を目の前で堪能さ...