コラム

《めてみみ》堅調な商社のアパレルOEM事業

2024/11/28

 商社のアパレルOEM(相手先ブランドによる生産)事業の上期業績は想定よりも堅調だった。リベンジ消費の一巡、夏の長期化による秋冬物の落ち込み、為替変動など外部環境は決して良くなかったが、特に利益面で「何とか踏ん張っ...

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《視点》生の声

2024/11/28

 データを活用した顧客理解の重要性がますます高まっている。様々な情報を分析し、顧客への最適な提案を目指す動きが引き続き活発だ。 一方で、表面的な数字だけでは見えてこない「生の声」を聞く価値も変わらない。例えばECサ...



《私のビジネス日記帳》友情に国境なし GSIクレオス社長 吉永直明

2024/11/27

 私は米国駐在を3回経験していますが、2回目の赴任時に出会った友人の1人が、韓国人のヤング・アン氏です。【関連記事】《私のビジネス日記帳》友情は政治、経済を超える GSIクレオス社長 吉永直明 当時家族で住んでいた...



《めてみみ》インバウンド急増に思う

2024/11/27

 3月期の中間決算が出揃ったタイミングで、担当する分野の主要企業を取材した。各社からよく聞かれたのは、インバウンド需要の急増に関すること。特に春から増加した中国人観光客によって販売が伸び、過去最高のインバウンド売り...



《視点》カスハラと高齢化

2024/11/27

 近所のGMS(総合小売業)のサービスカウンターでのこと。60代後半と見える男性が「割り引いてもらえると聞いたのだが」とレシートを差し出した。もちろん無条件で割り引くことはないからカウンターでは「どういうことでしょ...



《めてみみ》「個客業」で目指す成長

2024/11/26

 個人消費はコロナ禍を機に変化が加速している。生活者の価値観は従来のモノ重視や流行から、体験型や自分らしさへ変わった。価値と価格のバランス、コスト・タイムパフォーマンスが鋭く問われるようになった。 「欲しいものは高...



《視点》服の交換

2024/11/26

 着なくなった服を交換するイベントが全国各地で開催されている。衣料廃棄問題への関心の高まりでコロナ禍以降は特に盛んだ。 イベントを数年実施しているある企業は、商業施設からは集客装置として喜ばれるが、単独での収益化は...



《めてみみ》建築とジーンズ

2024/11/25

 北関東のとある美術館が修繕のため、クラウドファンディングを実施した。設計を手掛けたのは有名な建築家。ぜひ一度実物を見に行きたいと思っていた。だが出来てまだ20年強というのに雨漏りし、外装の木材も腐食するなど老朽化...



《めてみみ》未来志向で考える、環境とコスト

2024/11/22

 近所に新しくできたナチュラルフーズ専門のスーパーをのぞいてみた。有機野菜や平飼いの鶏卵など豊富な品揃えだ。その一角に「パタゴニア」が手掛けるビールやパスタが並んでいる。担当記者に聞くと、パタゴニアは本国でも農業に...



《視点》夢を見せる仕事

2024/11/22

 「生まれてから疲れたことがない」。再来年に引退することを発表した新日本プロレスの社長兼レスラー、棚橋弘至選手の決めぜりふだ。激しい戦いで、ダメージを受けていないはずがない。それでも、試合後に平然とそのように言い切...