コラム

《めてみみ》早い決断

2024/12/13

 素早い対応に驚いた。高島屋が堺店(堺市)を26年1月に閉店すると発表した同日。同店が入る南海堺東ビルを所有する南海電気鉄道がSC「HiViE(ヒビエ)堺東」に改装すると発表した。別々の発表だったので気づかなかった...

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《視点》多様化に売り場は

2024/12/13

 消費者の購買動向やライフスタイルの変化で、より多様化が進んでいる。アパレルはヤングやキャリア、ミセスなど年齢軸から、シーンやテイスト別、ユニセックスをうたったり、「年代軸の対象を設定しない」ブランドが増えてきた。...



《めてみみ》持続可能な働き方とは

2024/12/12

 今秋、ラグジュアリー企業2社が、東京で映画関連のイベントを開いた。ケリングは、女性を取り巻く環境やジェンダー平等などの課題について考える恒例企画「ウーマン・イン・モーション」を、東京国際映画祭の公式プログラムで開...



《視点》小柄な人の悩み

2024/12/12

 「背が小さいから、サイズの合う服を見つけるのにいつも苦労している」。身長148センチほどの叔母がボソッとつぶやいたのが忘れられない。サイズが合う服を一番見ることができるのは、小さいサイズの服を集積した百貨店のセー...



《私のビジネス日記帳》キッズマーケティングの未来 ナルミヤ・インターナショナル社長 国京紘宇

2024/12/11

 子供関連のマーケティングは難しい。なぜなら、子供と親のインサイト、両方が重なる領域を提案しなければならないからだ。マーケティングの概念の一つにポジショニングがある。お客様の脳内に私たちの居場所をつくることだ。お客...



《めてみみ》現場に喜ばれる機械

2024/12/11

 先日家電量販店に行った時のこと。妻が新しい掃除機を見たいというのでついて行ったが、最近のスティックタイプの軽さと吸引力の強さに驚いた。新商品というのはいつでもわくわくするものだ。 縫製機械の進化も目覚ましいものが...



《視点》作る地か、売る地か

2024/12/11

 インドネシアの繊維製造業が厳しい。コロナ沈静化後の需要急増の反動による在庫調整の影響を受けているほか、中国からの安価な製品の流入に歯止めがかからず価格競争にさらされているためだ。 素材メーカーや染色加工業は各社、...



《めてみみ》地球沸騰化の中で

2024/12/10

 毎年11月下旬~12月初旬は、セレクトショップなど専門店の来春夏商品の展示会が相次いで開かれる。次シーズンのトレンドや商品の傾向について取材する中で、今年は例年以上に猛暑を前提にした商品企画やバイイングを心掛ける...



《視点》44年前に思いをはせる

2024/12/10

 1980年春のソウル。1人のタクシー運転手が、歌を口ずさみながら軽快に車を走らせる姿が銀幕に映る。民主化を望む市民のデモは日常茶飯事。帰宅すると幼い娘がいて親子で食卓を囲む。激動の時代のつつましく穏やかな暮らしが...



《めてみみ》ワクワクする価値

2024/12/06

 11月中旬、ある人気キャラクターの長期の期間限定ラーメン店の内覧会に参加した。聞くと、3週間先までの整理券の配布が一瞬で終了したほどの人気だという。作品に登場するラーメン店をイメージし、オリジナルラベルの飲み物な...