コラム

《視点》少子化でも

2025/04/04

 SC主力の子供服専門店の間で、通園パンツの価格が年々下がっている。少子化が加速し、生活防衛意識の高まりもあり、パイの奪い合いが一層激しくなっている。 一方、同じ日常使いでも、出費を惜しまないとされている分野がある...

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《めてみみ》注目はレトロスタイル

2025/04/03

 25~26年秋冬デザイナーコレクションは、60~70年代調のレトロなスタイルが復活した。色あせたような小花柄のドレスにツイードジャケット、ビンテージショップにあるようなシアリングコート。茶系を基調にした温かみのあ...



《視点》人以外の服需要

2025/04/03

 「人間以外の服を作ることに面白さを感じて積極的に協業してくれている」と、グルーブエックス(東京)が手掛ける家族型ロボット「らぼっと」の新店取材でブランドマネジャーから聞いた。 らぼっとは、服だけでなく眼鏡や蝶ネク...



《私のビジネス日記帳》独立と葛藤 ナオキ・タキザワ・デザイン代表 滝沢直己

2025/04/02

 06年に「イッセイミヤケ」のデザイナーの役割を終え、独立したのは人生の大きな転機でした。99年から始めた「イッセイミヤケ・バイ・ナオキタキザワ」から〝イッセイ〟が取れた時に、自分が社会からどう評価されているのかを...



《めてみみ》思いを継ぐ桜

2025/04/02

 桜の季節を迎えた。希望と不安を胸に社会に踏み出した新入社員から仕事に疲れた中高年まで、優しい色合いは老若男女を問わず安らぎを与えてくれる。話題を集めるのは開花時だが、この日のために1年を通じて桜の維持・保全を続け...



《視点》国産綿作り

2025/04/02

 国内で綿花を栽培して原料から製品まで国産で貫こうという動きが広がっているが、「プリスティン」を展開するアバンティもその一つだ。 同社は国産綿作りを30年前から行っているが、ウクライナ戦争などで綿を自給することの切...



《めてみみ》好きを応援する仕組み

2025/04/01

 丸井グループは「好き」を応援するカードとして、ポイントの一部を美術館・博物館に寄付できる「ミュージアムエポスカード」の発行を3月から始めた。これまでもアニメや音楽、ゲームとの協業や、障害のあるアーティストへの還元...



《視点》ネット販売か店頭か

2025/04/01

 出張で上海へ行った際、市内のある百貨店を訪れた。地下鉄内は昼過ぎでも混雑していたが、店内にはほとんど人がいなかった。地下1階から5階まで見て回ったが、各フロアに1、2人いればいい方。どうして人がいないのか現地の人...



《めてみみ》突然の会話

2025/03/31

 「アシタワアタタカクナルミタイデスヨ」――突然発せられた言葉の意味が理解できず、まして自分に投げかけられているとは思いもしなくて一瞬、戸惑った。ある地方都市に出張した際、コンビニで弁当を温めてもらっている最中の出...



《めてみみ》なくてはならない存在

2025/03/28

 昨年秋からこの春先まで、パリのガリエラ美術館で「スティーブン・ジョーンズ、帽子職人」展が開かれていた。80年代という最初期から最近のコレクションまでを展示。英国出身で、現代の最も優れた帽子職人の一人として認められ...