コラム

《視点》伸びる先への拡販

2021/01/08

 コロナ禍に翻弄(ほんろう)されて昨年は終わった。国内テキスタイル業界は、20年5月以降の操業の短縮・休業の状態が続いたまま新年を迎えた。店舗の休業や行動制限などもあってアパレル市況は厳しく、国内テキスタイル業界の...

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《めてみみ》新常識を作る

2021/01/07

 少し不便を感じた正月だった。元日、近所のスーパーに行くと閉まっており、3日まで休む小売店も結構あった。しかし不満はない。こういう環境下だからこそ休めるし、感染のリスクと向き合い続ける従業員がせめて正月はゆっくり休...



《視点》ギャップ

2021/01/07

 カタログ通販のサイトで買い物をした。利用するのは30年ぶりか。SNSに度々広告が入り、サイトを見ると、人気のスタイリストやモデルとの協業も多く、旬なシルエットやカラーのウェアが手頃な価格で並んでいた。 「進化して...



《めてみみ》上海の年越し

2021/01/06

 上海で初めて年越しをした。コロナ禍で渡航制限が続く中、私同様に初めて上海で年越しをした日本人駐在員は多かったのでは。多くの日本人が暮らす上海では、予約すればおせち料理、年越しそばを日本と同じように食べられた。 大...



《視点》実力の背景

2021/01/06

 アメフト学生日本一を決める甲子園ボウルが行われ、関学大が日大を下して優勝した。勝った関学は学生代表として1月3日、ライスボウルで社会人日本一となったオービックと雌雄を決した。ライスボウルは09年を最後に、学生側は...



《めてみみ》初売り

2021/01/05

 都内百貨店の初売りは新型コロナウイルス感染拡大の予防を最優先し、静かなスタートとなった。従来のにぎわい創出よりも顧客の混雑回避策に努めたことで、入店客が半減した店舗が多い。恒例の福袋はネットを含む事前予約や年内販...



《視点》ネオンサイン

2021/01/05

 以前、あるテレビ番組で関東圏の人にはなじみがある静岡・伊東温泉の老舗旅館ハトヤホテルが特集されていた。昭和レトロな建築や内装が「エモい」と若者に評判らしく、客室からネオン管でできた「ハトヤ」の看板が見えるとの理由...



《めてみみ》拍手をもらう

2021/01/04

 「お金とは拍手である」。放送作家の小山薫堂さんに聞いた言葉だ。店で買い物する際、商品を気に入ったとか、店員さんの接客が心地良かったとか、何かしら満足したことに対して拍手をするつもりでお金を払えば、客も店も気分が良...



《視点》紙パックの水

2021/01/04

 21年春夏のプレス向け展示会が11月末から開催されている。コロナ禍を経て意識変化が進むなか、展示会もアポイント制を導入したり、人数制限をしたりといろいろ変化した。その中で特にインパクトがあったのは、ペットボトル飲...



《めてみみ》二つの課題

2021/01/01

 新しい年を迎えた。感染は終息せず医療崩壊も懸念されるなか、年末年始も奮闘されている医療従事者のみなさんに感謝したい。その一方で、業績悪化で数多くの事業者や従業員が不安を抱えて新年を迎えている。私たちも感染防止に取...