連載

《再生完了・しまむら⑥》挑戦のステージ 基盤は整い国内外で拡大

2023/07/27

 70周年の今期、国内事業の目標は売上高6280億円、営業利益545億円。3カ年の中期経営計画の最終年度だが、これまで順調だったため、それぞれ330億円、52億円積み増す。この達成により事業の再生の完了を見込み、長...

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《素材メーカーの開発拠点㊥》東洋紡 快適性工学センター 感覚を数値化し分かりやすく

2023/07/27

【関連記事】《素材メーカーの開発拠点㊤》東レテキスタイル・機能資材開発センター 多様な環境再現の人工気象室着用感を評価 東洋紡は70年代から快適性に着目した研究に取り組んでいる。衣服や寝具のほか自動車や化粧品など、...



《再生完了・しまむら⑤》拡大続くEC 〝最後発〟で効率的に

2023/07/26

 自社ECは、ゾゾタウンへの出店や店頭取り寄せサービスなどの実験を経て、20年10月にスタートした。売上高は前期で41億円に達し、今期は50億円の目標。EC比率でみれば1%だが、来店動機をはじめとした役割を果たしつ...



《成長への一手 欧州素材見本市から㊦》日本独自の価値、サービスに商機

2023/07/26

 欧州素材見本市には、日本企業も数多く出展した。プルミエール・ヴィジョン(PV)パリには41社・ブランド(前7月展28社)、ミラノウニカ(MU)の日本パビリオンには出展者不在エリアも含め、31社(15社)が出展。昨...



《24~25年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊦》手仕事感、求められるぬくもり

2023/07/25

 コロナ禍は過ぎつつあるものの、インフレや終わらない戦争など先行きへの不透明感は根強い。そうした中で、秋冬素材には手仕事感や起毛などでぬくもりを感じられる生地の提案が目立った。花や木といった身近な自然のモチーフ、立...



《成長への一手 欧州素材見本市から㊥》サステイナブルが生む地産地消

2023/07/25

【関連記事】《成長への一手 欧州素材見本市から㊤》二極化する市場に対応 進む高級、高付加価値化機密性も選ばれる一因 フランスで循環経済のための廃棄禁止法(AGEC法)が実施されるなど、サステイナブル(持続可能な)は...



《再生完了・しまむら④》都市部再挑戦で店舗数増へ

2023/07/25

 今期は「ファッションセンターしまむら」で16店の出店を計画している。退店予定は14店のため計画通りに進めば、19年度以来の純増になる。【関連記事】《再生完了・しまむら③》ターゲット別JB育成 取引先600社の力生...



【軌跡】《7日間納期で攻める新生ビッグヴィジョン㊦》デジタル武器に他工場も支援

2023/07/24

 これまでは既製スーツ市場が縮小する中、新たな客層を獲得したオーダースーツだけが成長してきたが、新規参入が増え、競争が激化した。手が届く価格帯のオーダースーツはレッドオーシャンになってしまった。そこで、ビッグヴィジ...



《成長への一手 欧州素材見本市から㊤》二極化する市場に対応 進む高級、高付加価値化

2023/07/24

 パリとミラノでの24~25年秋冬向け素材見本市が一巡した。インフレなどで世界経済の先行きが不透明ななか、堅調な市場はラグジュアリーと低価格帯の二つ。「中高級品ゾーンの動きが鈍い」との声が多く聞かれ、多くの欧州生地...



《24~25年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊤》光沢、新たなクラシック

2023/07/24

 24~25年秋冬向けのテキスタイル商談が始まった。7月上旬に開かれた国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン・パリ、ミラノウニカでは、ラメなどの光沢表現や、クラシックな雰囲気の上質素材、自然のモチーフや、表面感の...