連載

《ファッションリユースの現在地⑩》無人古着店 来店動向を踏まえ細かな工夫

2024/06/19

 コロナ下に突如出現した24時間営業の無人古着店。低コストで出店・運営できることもあり、店舗数が一気に広がった。有人古着店も参戦するなど競合が増えている。無人とはいえ、各社とも来店客の動向を踏まえた細かい工夫を重ね...

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《アジア化繊産業の現在地⑦》台湾㊦ 50年までに排出ゼロへ

2024/06/19

 繊維to繊維リサイクルの社会実装に向けた課題の一つが、ポリエステル・綿混の処理だ。紡織産業総合研究所が検討する分離技術は、常温処理で3時間以内に完了、綿はセルロースパウダーにして分離できる。ポリエステルは95%以...



事業承継と世界旅行③ 「小幅の生地」こそが個性

2024/06/18

 前回は会津木綿がやぼったい中厚地であるにもかかわらず、多機能なことに魅力を感じ、他にも「個性的な和木綿」があるかも!と思いつくところまでを書きました。【関連記事】事業承継と世界旅行② 会津木綿はやぼったい中厚地!...



《ファッションリユースの現在地⑨》複雑化する商売 利益生み出す懸命な工夫

2024/06/18

 「単に仕入れたから売れてもうかる時代ではもうない」――トレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長はこう話す。市場成長に伴いプレーヤーは増え、プロだけでなく個人さえもライバル。日々の仕入れ・販売状況に加え、相場や為替な...



【軌跡】《ブランド誕生から30周年 アウトドアブランド「ナンガ」㊤》布団から寝袋、ダウンジャケットへ

2024/06/17

 今年、ブランド誕生30周年を迎えたアウトドアブランド「ナンガ」。運営するナンガ(滋賀県米原市)は滋賀県の布団産地から発祥し、寝袋に転換、00年代初頭からダウンジャケットに本格的に参入した。近年はダウンジャケット以...



《学生のいま》アンケート㊦ ファッション業界への就職意識 労働環境や給与、成長性を懸念

2024/06/17

 ファッション系サークルや学生団体に所属する多くの学生は「服が好き」な人たちだ。〝好き〟を生かしてファッション業界に就職したいという学生は一定数いる。ただ、業界イメージなどを聞くと、労働環境や給与、成長性を懸念する...



【FBプロフェッショナルへの道⑮】小売り編① 百貨店、GMSについて知ろう

2024/06/14

 今回から小売り編です。まず総合的な小売業である百貨店、GMS(総合小売業)について学びましょう。百貨店は中・高級品、GMSは日用品、それぞれの分野で衣食住にまたがる商品を売る店として、戦後の高度成長期から90年代...



《アジア化繊産業の現在地⑥》台湾㊥ 繊維to繊維の課題克服へ

2024/06/14

 台湾の特別講演は、紡織産業総合研究所がサステイナブル関連の取り組みや素材開発について報告した。【関連記事】《アジア化繊産業の現在地⑤》台湾㊤ 化繊生産、2年で4割減 環境保護局の調査では、台湾繊維産業の19年のC...



《ファッションリユースの現在地⑧》米国のリセール&レンタル 海外ブランドは標準装備に

2024/06/14

 日本の流通の先行指標となるアメリカでは、自社ブランドの中古品をリセールまたはレンタルするブランドが増えている。サステイナビリティーを気にする消費者を引きつけ、売上高も増えるなど一石二鳥になるからだ。リセールもレン...



《学生のいま》アンケート㊥ ファッション業界の環境対応 「大量生産・大量廃棄」を問題視

2024/06/14

 学生の多くは授業で環境問題を学んでおり、サステイナブルに対する意識が高い。授業がきっかけで環境・人権面に問題意識を持ち、ファッション系サークルや学生団体で課題解決に向けて活動する学生もいる。学生たちは、大量生産・...