《ファッションリユースの現在地⑯》一次流通の挑戦㊤ 関心高まるもリソース不足
2024/07/02
リユース市場の更なる成長を担うのは、一次流通の市場参入といわれる。多くのブランドが始めると一般にも認知が広がり、利用を後押しするからだ。欧米ブランドの多くはもはや〝標準装備〟として自社ブランドのリセールやレンタル...
2024/07/02
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23年秋物からスタートしたメンズブランド「ザ・デイ」(河内直哉ディレクター)は、シーズンサイクルを細分化し、年4回展示会を開催している。春夏、夏秋、秋冬、冬春と季節をまたいで着用できる服を提案する。【関連記事】《...
国際ファッション専門職大学は21年度から、染みや傷のある〝D級レザー〟の再生と活用を目的とした産学連携の取り組みを行っている。国際ファッション学部の平井秀樹教授のゼミの3年生が、複数の企業と連携し、流通が難しい規...
今年、創立20周年を迎えた東京・台東区の台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)は、クリエイター育成が目的のインキュベーション施設だ。ファッションに特化した東京の施設として希少な存在で、指導方法も時代とともに変化させ...
気温の上昇とともに夏物が活発化した。例年は5月の大型連休前後から動き始めるが、今年は出足が鈍かったことが影響し、5月末から一気に上昇した。半袖Tシャツなどカットソーアイテム、ドレス、ブラウスが良かった。顧客向けの...
大手SCディベロッパーがコロナ禍を経て、新たな成長戦略に乗り出す。従来のSC開発や運営では事業環境や消費者ニーズの変化への対応が難しくなる中、大型改装や開発などで新たな需要を掘り起こし、事業領域も拡大する。(有井...
繊維リサイクルの鈴六(愛知県岡崎市、鈴木和人社長)は収集した古着を国内の自社工場で選別し、輸出を中心にしたリユース50%、フェルト原料への加工30%、ウエス(工業用ぞうきん)への加工製造15%の割合で再利用する。...
ファッションクロスフルシマは、フィリピンの自社縫製工場「フルシマフィリピン」の引き合いが強まっている。コロナ禍が沈静化し、「新しいリスク分散地として注目されている」とし、日系アパレルの生産ニーズを取り込む考えだ。...
タオル美術館(東京、越智康行社長)はグループとして機能する製販一体が強みだ。日本国内ではタオル産地の愛媛県今治市で創業した一広とTTL、海外では中国、ベトナムに工場を持ち、OEM(相手先ブランドによる生産)にも対...
フィールズインターナショナルの「アンタイトル」は24年秋冬、コートを抑え、中軽衣料のバリエーションを増やすなど、レイヤードスタイルを提案する。(永松浩介)【関連記事】ワールド、OMO型ストアを積極化 百貨店やSC...