米シューズブランド「オールバーズ」 CO2排出量測定ツール公開

2021/04/26 06:26 更新


サイトでは、こうしたラベルデザインもダウンロードできる

 カーボンフットプリント(CFP)の表示で、消費者の「モノを買う基準」を変えよう――米サンフランシスコ発のシューズブランド「オールバーズ」は4月から、製造過程から廃棄に至るまでに排出される温室効果ガスの総量を二酸化炭素(CO2)に換算した数値であるCFPを算出できる測定ツール(英語版)をウェブ上に公開した。

 オールバーズは20年から専門家と共同開発した同ツールを活用、製造過程におけるCFPを算出し、全製品で表示している。この取り組みをファッション業界に広げるため、同ツールの公開を決めた。スタートガイドでは、オールバーズによる温室効果ガス削減の取り組みや計測方法、ラベルデザインを提供する。

 オールバーズは、CFPの表示を業界に広め、消費者の購買基準を変えることができれば、「メーカーの『モノを作る基準』も変わり、温室効果ガスを出さない方法を一層工夫するはず」とする。スタートガイドのアドレスは、https://www.allbirds.com/pages/carbon-footprint-calculator

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