《トップインタビュー2023》シキボウ社長 尻家正博氏 危機感が促した新たな取り組み
2023/01/24
売り上げは回復を実感 ――22年を振り返って。 22年度(23年3月期)は3カ年の中期経営計画の初年度です。売り上げは前年と比べて回復している実感はありますが、あらゆるコストの上昇によって利益は苦戦しました。下期も...
2023/01/24
売り上げは回復を実感 ――22年を振り返って。 22年度(23年3月期)は3カ年の中期経営計画の初年度です。売り上げは前年と比べて回復している実感はありますが、あらゆるコストの上昇によって利益は苦戦しました。下期も...
帝人フロンティアは、〝繊維to繊維〟の循環型システムの実現に向け、新たなコンソーシアムを結成する構えだ。ポリエステル綿混などの複合品をポリエステルとそれ以外の原料とに分離する技術を確立し、各原料ごとにリサイクルす...
健闘する生活衣料事業 ――生活衣料事業の状況は。 原燃料が想定よりも大幅に高騰し、いずれの事業にとっても非常にネガティブな状況です。そのような状況の中でも繊維関連の生活衣料事業はよく頑張っている、というのが率直な感...
スタイレム瀧定大阪は、ハンガーや什器などを企画・製造・販売する日本コパック(東京)と協働し、洋服の繊維を再資源化し、ハンガーなどにアップサイクルする仕組み「クロージングウェイストリサイクリングシステム」を立ち上げ...
瀧定名古屋は今期(23年1月期)、売上高が2ケタ増収で着地する見通しだ。利益については、原燃料高や生産コスト上昇、円安などの影響もあり、厳しく見ている。好調だったのは、服地部門。婦人服地では「自家生産など原料まで...
事業見直す良いチャンス ――22年度を振り返って。 22年度(22年12月期)は、コロナ禍の影響を織り込み済みでしたが、ウクライナ情勢による間接的なマイナスの影響が大きかったです。 原燃料コストが上昇し、調達難もあ...
世界の設備投資需要が冷え込みつつある。インフレによる衣料消費の減少が先行きに影を落とし、物流の混乱やコロナ禍に端を発した生産地の移転も一巡した。欧米向けを中心に様子見ムードが広がり、日本国内も円安やエネルギーコス...
丸井織物はオリジナルテキスタイルブランド「ノトクオリティー」の新たな提案として、全てのテキスタイルでガウン製品を制作し、体感してもらう展示会を開いた。初の試みだが、「来場者からも大変好評」で、手応えをつかんだ。 ...
不可逆の変化に対応遅れ ――22年を振り返って。 年初から原燃料高、海外物流費の高騰に追い立てられた一年でした。特に当社はエネルギーを天然ガスに転換してきた中で、これが下期に一層高くなりダメージを受けました。価格改...
帝人の内川哲茂社長ら首脳は1月16日に金沢市内で会見し、「現中計は『成長基盤の確立期』と位置付けたが収益目標は未達の見通し。次期中計で収益改善に取り組み、利益を安定して稼ぎ出せる事業構造再構築を最優先したい」と4...