素材・製造・商社

コッカの新企画、産地の伝統技術活用

2016/02/05

 服地コンバーターのコッカは、服地と手芸・クラフト分野を融合したテキスタイルの新企画「オルアム」を始めた。若手の企画担当者が部署を越えてチームを組み、産地の伝統技術や職人技を重視したテキスタイルを展開する。プリント...

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フクイ、触れて色がわかる「いろポチ」

2016/01/28

 ネーム、下げ札主力のフクイ(東京)は、視覚障害者が指で触れて凹凸で色が分かるタグ「いろポチ」のアイデアを応用した転写シートを開発した。シートは熱転写すると、色相環が凸状に表れる。靴下や肌着などの商品本体に加工して...



プリント・織物柄をデータベース化

2016/01/12

 図案家・テキスタイルデザイナーで構成するキョウト・ガラスタジオ(人見直樹代表)は、自社工房や国内産地に蓄積されているプリント図案や織物柄などをデータベース化した。会員制で閲覧・データ使用が可能な「ガラナビ・キョウ...



コーデュロイ・別珍の静岡・天龍社産地

2016/01/08

「失われつつある産地を残したい」 秋冬ファッションを彩るコーデュロイ・別珍。その国内唯一の産地であり、縮小が深刻化する静岡・天龍社で、コーデュロイの生地ブランド「ベコ」が誕生した。地場の機屋、カッティング加工場、技...



国内なめしのレザー傾向に変化

2016/01/08

 国内の皮革卸やタンナーが扱うレザーの傾向が大きく変わってきた。新しい価値を生み出すものとして、ピッグスキンの活用が進んでいる。この数年、海外から輸入する牛の原皮価格が上がり続け、牛革の安定供給が難しくなったためだ...



マネキンの京屋 熟練の技を披露

2015/12/18

 「マネキンの制作を見たことがありますか?」ーーマネキンメーカーの京屋(福岡市)は都内で開いた展示会場でアトリエを忠実に再現し、熟練の原型師や、仕上げを担う職人たちが制作・仕上げ過程を実演した。  新作展示会は6...



日鉄住金、動物愛護基準でアンゴラ織物

2015/12/11

 日鉄住金物産はこのほど、独ナチュラファーゼンが供給する中国産アンゴラ「ケアゴラ」を使った織物を開発した。ウール85%、ケアゴラ15%の混率で、主にコート向けを想定。16~17年秋冬向けから製品供給に着手する。 ケ...



ユニチカT、アスリート想いの新素材

2015/12/04

 ユニチカトレーディングは17年春夏向けスポーツ素材で、アスリートの1日を想定し、シーン別の機能を提案する。また、熱中症予防で注目される暑さ指数(WBGT)に着目し、同指数に影響する湿度軽減の吸放湿ナイロン「ハイグ...



売り場で語れる原料のストーリー性

2015/12/02

 16~17年秋冬メンズカジュアル向けで、原料や糸からの差別化が加速している。「売り場で語れる原料のストーリー性が重要」(川越政)、「マネキンに着せて目を引く意匠もの」(カゲヤマ)など、店頭での差別化となる素材にニ...



東レ、高伸縮ナイロン開発

2015/12/01

 東レは、サイドバイサイド型ナイロンを使い、従来のナイロン捲縮(けんしゅく)糸の2倍の伸縮性を持たせたストレッチ素材を開発した。ポリマーの一部に植物由来原料を使い、この特徴もアピールする。また、これを機にPTT(ポ...