コラム

《私のビジネス日記帳》サステイナブルな館を目指して 橋本修男

2024/06/19

 コロナ禍もあって社会や環境への関心が高まり、こうしたテーマを扱ったイベントも増えました。これからの消費の主役になるZ世代の関心も高いとされ、SCとしても気になるテーマです。当社内の調査では、20~30代層の環境に...

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《めてみみ》インバウンドの顧客化

2024/06/19

 インバウンド売上高の高い伸びが続いている。23年度の阪急うめだ本店の同売上高はコロナ禍前の2倍強の638億円。百貨店単店でトップの売り上げだ。24年度に入っても単月売上高の過去最高が続く。特に大阪地区の伸びは高く...



《視点》古着回収ボックス

2024/06/19

 先日、取材した若手経営者は「衣料品回収に興味を持った」と話す。様々な事業を手掛けているが、アパレル小売りに初めて参入した。アパレルを販売すると共に回収事業も行い、環境保護の観点から廃棄される衣料品を減らすことに力...



《めてみみ》「思惑通り」の終わり

2024/06/18

 取材でも買い物でもよく訪れるセレクトショップの店頭である日ふと気付いた。10年以上販売している定番のチノパンの生産国がベトナムに変わっていた。何年か前まで「メイド・イン・ジャパン」であることがその品番のアピールポ...



《視点》たまごっち

2024/06/18

 あるレディス専門店で「たまごっち」が売れている。キーチェーン型のゲーム機だが、いくつかのアパレルブランドと協業商品も出しており、懐かしさを感じた大人と若年層の双方の心をつかんでいる。 最近、注目商品として服以外の...



《めてみみ》時間は価値

2024/06/17

 中学生の息子は欲しい物をインターネットで検索し、購入するのが当たり前の世代。好きな漫画があれば一気に集めてしまう。注文した翌日には商品が届く。タイムパフォーマンスを重視する息子には、そのスピード感が大きな魅力なの...



《めてみみ》日韓の新時代

2024/06/14

 ソウルから地下鉄で約1時間、仁川港周辺に広がる旧市街を訪れた。近代史に何度も登場する街だ。鎖国政策をとっていた朝鮮王朝に対し1883年、日本を含む列強諸国が開港を要求して、仁川港が開港する。以降、各国が港周辺に租...



《視点》ニッチな市場で

2024/06/14

 おいしい食べ物が多いといわれる、記者の出身の福岡。ラーメンは豚骨の店が圧倒的に多く、老舗や新規店も含めて競争も激しい。だが、最近は塩やみそなど非豚骨系の店が少しずつ増えて、話題や人気が出てきてている。私も含め福岡...



《めてみみ》夏のセール再考

2024/06/13

 梅雨入りが例年よりも遅れている。期間が通常通りだとすれば、梅雨明けも遅くなりそうだ。その後の猛暑も長くなる可能性が高い。 商業施設の夏の全館セールの日程がほぼ決まった。新静岡セノバが開始日を例年よりも約10日間遅...



《視点》親から子へ、子から親へ

2024/06/13

 知人の子供に連れられて、名古屋市内の駄菓子屋に行った。コロナ下でも子供が自由に集まれる場をつくりたいと、21年に開業。四つの学区が重なるエリアの、ごく小さな空き家を改装し、懐かしの駄菓子をぎっちり詰めた空間は、す...