《視点》消えない眉毛
2023/07/20
先日、眉にアートメイクを施した。アートメイクとは、皮膚の浅い部分に色素を入れることで、メイクしたかのように見せる施術のこと。本物の眉毛が実際に生えているかのように、毛の流れに沿って一本ずつ彫っていくため、自然な仕...
2023/07/20
先日、眉にアートメイクを施した。アートメイクとは、皮膚の浅い部分に色素を入れることで、メイクしたかのように見せる施術のこと。本物の眉毛が実際に生えているかのように、毛の流れに沿って一本ずつ彫っていくため、自然な仕...
国内の縫製工場はコロナ禍による国産回帰の流れで受注が大幅に増加し、業績も絶好調と思われている人が多いかもしれません。しかし、決してそうではありません。全般的に受注が増えているのは事実ですが、従業員が減り生産能力が...
中国は7月1日から夏休み期間。今年、若い人々は特別な思いで自由な外出や旅行を味わっていると思う。上海のいくつかのおしゃれ路面街には、10~20代が目立って増えた。 静安寺と中山公園を結ぶ愚園路は、古く味わいのある...
今春開業したアウトレットモール併設型商業施設がよく売れているそうだ。ある有名ブランドは、開業2カ月で売り上げが数億円だとうわさされている。 「やっぱりお客さんは安く買えるところで買い物を楽しみたいのかなぁ」と某セ...
17年にスウェーデンで始まった「失敗博物館」が世界的に話題になっている。心理学者のサミュエル・ウエスト氏が世界の失敗した商品やサービスを収集したもので、企画展としてロサンゼルス、上海、パリ、台北などを巡回。今年は...
「未来のバイヤーの育成は業界の課題ですよ」。先日、とある地方の専門店を取材した際に店主がつぶやいた言葉だ。ファッションアイテムの均質化と低価格化に加えて、ECでの購買が増えた結果、これからの業界を担う若者が〝本物...
23~24年秋冬オートクチュールはプレタポルテのトレンドをなぞるように、スタンダードアイテムやリアルを感じさせるコレクションが増えた。もちろん、シンプルでスタンダードに見えて、オートクチュールらしい手仕事の技を取...
「男と女の間には深くて暗い河がある」。シニア層なら一度は耳にしたことがある昭和の名曲『黒の舟歌』の一節だ。男女の間だけでなく、対象を理解したいけれど難しく感じることは少なくない。LGBTQ(性的少数者)や障害者へ...
輸出額全体の85%を衣料品が占める国がある。インドとミャンマーに隣接するバングラデシュだ。縫製業の最低賃金は月額8000タカ(約1万円)。安さを求めて世界中からオーダーが集まり、世界2位のアパレル輸出国に成長した...
「他にも『辞める』っていう話を聞いています」。ファッションビジネス(FB)業界では有名な企業に勤めていた幹部が少し前に退任した。業界では知る人ぞ知る存在だったが、古巣企業からは人事情報の発表すらない静かな退任だっ...