コラム

《みてみみ》元日くらい

2023/01/05

 丸井の多くの店舗が、正月三が日を休みとし4日から初売りした。三が日を休むのは88年以来、35年ぶりのこと。三が日までではないにしても、元日から2日まで休む店が増えた。働き方改革の良い面が広がっていると感じる。 以...

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《視点》夢と憧れ

2023/01/05

 高島屋日本橋店の高島屋史料館TOKYOで「百貨店展」が開催されている。副題は「夢と憧れの建築史」。こぢんまりしたスペースだが、以前の百貨店の建物の写真を散りばめた大きな年表をメインに展示している。これを見ると明治...



《私のビジネス日記帳》アートで心を豊かに 中津徹

2023/01/04

 我が社は23年に創業40周年を迎えます。当初は街の小さなアメリカンカジュアル専門店から出発しましたが、SCの誕生で商店街の疲弊が進み、郊外店の出店を考えるようになりました。そして、設計士とアメリカ西海岸をリサーチ...



《めてみみ》よい事あるごとし

2023/01/04

 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ――鎌倉幕府3代将軍、源実朝が新年の箱根権現参りの帰りに詠んだとされる一首だ。昨年の大河ドラマで話題になった通り、激しい勢力争いの中で敵味方が入れ替わり続ける...



《視点》我慢したくない

2023/01/04

 「サステイナブル(持続可能な)の目的のために何かを我慢することはしたくない」と言うのは、アパレルメーカーやショップの在庫を編集してリセールする店「エディストリアルストア」のオーナーであり、スタイリストの小沢宏氏。...



《めてみみ》平和への志

2023/01/01

 繊維・ファッションビジネスの回復を願う新年。本日付「経営トップアンケート」では、半数を超える経営者が23年の市場は「良くなる」と答えた。行動制限の解除や入国規制の緩和への期待の高さの表れだ。一方、「変わらない」も...



《私のビジネス日記帳》「お客様の自己実現」へのお役立ち 山口俊比古

2022/12/28

 阪神梅田本店は、売り場に「ナビゲーター」と呼ぶ社員を配置している。SNSなどを活用して、お客様に日常の暮らしを彩るアイデアやヒントを提案し、ファンコミュニティーの形成を目標にしている。 例えば、キッチン用品担当の...



《めてみみ》うさぎの登り坂

2022/12/28

 22年も残すところあとわずか。コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、元首相の銃撃事件や宗教問題、円安、原燃料や物価高など多難な年だった。業界で一時代を築いた方々の訃報も相次いだ。明るい話題は大リーグでの大谷翔平選手の...



《めてみみ》カギは納期の短縮

2022/12/27

 コロナ禍で多大な影響を受けた紳士スーツ市場だが、今年は出社比率が高まるなど売り上げは回復基調にある。それでも、「従来型のテーラードスーツがコロナ禍以前の市場規模にまで戻ることはない」というのが大手紳士服専門店の見...



《視点》韓国トレンドに思う

2022/12/27

 芸能に美容、食――韓国の話題は尽きない。先日、最年長メンバーの入隊が話題になったBTSをはじめ、韓国発の文化は国内外のトレンドや政治経済に大きな影響力を持つ。 日本のファッションでも韓国は一つのキーだ。特に若者は...