コラム

《めてみみ》歴史に触れる場所

2023/12/06

 岡山県倉敷市の児島地区は、日本を代表する繊維産地の一つだ。個性的なショップが集まるジーンズストリート、「ベティスミス」のジーンズミュージアムなどが人気を集め、休日ともなると他府県ナンバーの車でにぎわう。 児島は学...

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《視点》広場、テラス…

2023/12/06

 11月30日、札幌商圏で二つの商業施設が開業した。ココノススキノとビビ新さっぽろは、それぞれイベント会場になる広場を設け、休憩場所を充実するほか、ココノではテラスを配置、周辺の階段の半分をベンチ仕様にしている。ビ...



《めてみみ》誰に何を届ける?

2023/12/05

 長年、ある大手アパレル企業で働いていた人に聞いた話だ。昭和が終わり、平成に入ってしばらくすると、自社のブランドを出店する際、百貨店でもファッションビルでも、客数の多さと、どれくらいの売上高が見込めるかが立地選びの...



《視点》一品に全力

2023/12/05

 「パシーマ」という寝具を作る龍宮という企業に日本の製造業の底力を見た。他にない、あるいは他がやらない技術と、品質でも徹底的に磨いた一品に全力をかける。ここまでやるには並々ならぬ努力と根気が必要だろう。それを消費者...



《めてみみ》欲望を開放させる場

2023/12/04

 初めて大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に家族で行ってきた。朝の入場を待つ人の多さにも驚いたが、人気アトラクションの行列もものすごかった。キッチンカーで食べ物を買うのも一苦労。夕方まで人の波は途絶え...



《めてみみ》まぶしい記憶

2023/12/01

 きょうから12月。師走を迎えた。師走の語源の一つには「僧侶(師)が仏事で走り回る忙しさ」があるとされる。これから年末に向けて、多忙を極める企業も多いだろう。 僧侶が身に着ける衣には、絽や紗という生地が使われる。か...



《視点》お互いの共存を

2023/12/01

 気温が下がり、ようやく冬物アウターが動き出したが、12月はシークレットセールや1月のセール待ちなどで、正価で販売する期間が短い。ファッションは気温に左右されるとはいえ、人流の増加で盛り上がりつつある傾向に水を差さ...



《めてみみ》存在意義の共有

2023/11/30

 収益性の改善を進める帝人の内川哲茂社長は、記者懇親会で「(以前と比べて社としての)実行力を失ってしまった」と嘆いた。帝人は事業買収を繰り返し、現在の姿がある。「外から入ってきた人も多く、成り立ちは様々。そこにコロ...



《視点》応援効果

2023/11/30

 新型コロナウイルス感染症の5類への移行後、各種イベントに気兼ねなく足を運べるようになった。特にスポーツイベントは、活況ぶりを強く感じられる。プロ野球では両リーグとも関西の球団が優勝した。両チームの優勝パレードは、...



《めてみみ》上海マラソン

2023/11/29

 11月26日の上海マラソンに初参加した。上海に住んでいるのだから、25年以上続く一大イベントを一度は楽しみたい。さらに自身の初フルマラソンを上海で実現できればと応募し、出場がかなった。ただ、直前に足を痛め「記録よ...