サステイナブル

ファーマフーズ 卵殻膜由来の繊維でアパレル向け開拓へ

2024/02/22

 機能性食品素材の開発・販売を手掛けるファーマフーズ(京都市)は、卵殻膜を再利用した繊維「オボヴェール」が、24年秋冬ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)で発表されたコレクションに採用された。 オボヴェー...

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ディスプレー企業のサステイナビリティー 発想変える空間作り

2024/02/21

 空間作りを手掛けるディスプレー企業は、サステイナビリティー(持続可能性)へのアプローチを強めている。新たな空間を作るには既存のものを壊すことになるが、そこで出る廃棄物などへの対応が課題になっていた。新たに設ける空...



セイコーエプソンの独自乾式リサイクル技術 HKRITAと繊維産業に応用へ

2024/02/08

 セイコーエプソンは、水を使わずに繊維をリサイクルできる独自の「ドライファイバーテクノロジー」で、繊維アパレル産業への応用を目指す。廃棄衣料リサイクルの社会実装へ向け、HKRITA(香港繊維アパレル研究開発センター...



《異業種に学ぶ》花王がライオンと連携 循環型社会の実現へ大手が動く

2024/02/07

 大手消費財メーカーの花王は、循環型社会の実現に向けた取り組みを強めている。再生材料を一部に使用した詰め替えパックの製品化をはじめ、競合するライオンとも連携して課題解決への具体化が進む。(藤浦修一) 同社は18年に...



アバンティ 有機栽培の開拓者として 循環作りへ挑戦する姿に共感

2024/02/06

 アバンティの有機栽培綿ブランド「プリスティン」は、96年の発売以来、糸から生地、製品まで一貫して企画・製造・販売してきた。製品の大半は有機栽培綿100%で無染色。サステイナビリティー(持続可能性)への関心が今ほど...



文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメント 社会課題をアップサイクルで発信 優秀作品を渋谷109に展示

2024/02/05

 文化服装学院とSHIBUYA109エンタテイメントは、古着店「西海岸」を運営する日本ファイバーの協力を得て学生がアップサイクルを行い、社会的な課題をファッションで表現する産学連携を行った。両者は21年から、若者に...



BASFとインディテックス 100%繊維廃棄物で作った服の販売開始

2024/02/02

 グローバル化学メーカーのBASFはインディテックスと組み、〝繊維to繊維〟リサイクルによるナイロン100%商品の販売を開始した。繊維廃棄物をケミカルリサイクルしたBASFの「ループアミド」を生地、ボタン、ファスナ...



テックスワールド・ニューヨーク冬展 環境配慮の新素材が揃う 日本の伝統素材でショーも

2024/02/01

 テックスワールド・ニューヨーク冬展がジェイコブジャビッツコンベンションセンターで1月22~24日、開催された。今回もサステイナビリティー(持続可能性)関係のセミナーが多く、新しく開発されたサステイナブルな素材を集...



【ファッションとサステイナビリティー】ジュンが掲げる「ゴー・クリーン・ゴー・フューチャー」 「今できることから」全活動で推進

2024/01/30

 ジュンはSDGs(持続可能な開発目標)やサステイナブル(持続可能)に、多種多様な取り組みを継続し続けている。佐々木進社長は「企業としてSDGsは、当たり前のように重要」という。21年11月にはSDGs推進活動にお...



【ファッションとサステイナビリティー】スパイバー執行役員 枡野恵也さん たんぱく質で人類社会をアップデート

2024/01/30

 スパイバーは、人工たんぱく質素材「ブリュード・プロテイン」(BP)の事業化へ大きく前進している。タイのBP発酵プラントの量産を開始したのと並行し、国内外の紡績やテキスタイルメーカーとのサプライチェーンを強化。アパ...