ピックアップニュース

【記者の目】苦境に立つ日本のテキスタイル 人手不足など構造的課題

2023/07/24

 国内テキスタイル産地が苦境に立たされている。キーインダストリーと言われる染色のキャパシティーが縮小し、撚糸や織りでも小規模事業者の廃業が続くなどサプライチェーンは弱体化している。人手不足も重なって生産対応力が低下...

もっとみる


トゥモローランド23~24年秋冬 オリジナルはオケージョン、仕入れは手仕事や異素材ミックス強化

2023/07/24

 トゥモローランドの23~24年秋冬ウィメンズは、ツイードのアウターやスカーフ、パールモチーフを使って、得意とするエレガントなスタイルを再構築する。オケージョンニーズの回復に応えるアイテムをオリジナルで強化し、仕入...



《どうなる価格》ハニーズHD 10%上げも販売順調 良質品で適時供給を確立

2023/07/24

全国のSCを主力販路とするハニーズホールディングス(HD)。小売価格を10%上げても、売上高が順調だ。物価高で、「ハニーズ」が多く出店する郊外の客層は価格に敏感な傾向だが、自社生産を中心に良質な商品を適時に販売する...



《24~25年秋冬欧州テキスタイルトレンド㊤》光沢、新たなクラシック

2023/07/24

 24~25年秋冬向けのテキスタイル商談が始まった。7月上旬に開かれた国際素材見本市のプルミエール・ヴィジョン・パリ、ミラノウニカでは、ラメなどの光沢表現や、クラシックな雰囲気の上質素材、自然のモチーフや、表面感の...



ジュエリー素材の高騰続く メーカーはMDや地金を変更

2023/07/24

 ジュエリー素材の高騰が続いている。昨年から今年春夏にかけて、ほとんどのブランドが価格を改定してきた。値上げ幅は、約1~2割。今後の先行きも不透明だが、クリスマス商戦を控える秋冬は、できれば大幅な値上げは避けたいと...



九州国立博物館「きゅーはく女子考古部」が人気 古代ファッションを再現、ユニフォームは「貫頭衣」

2023/07/21

 古代の服装や髪型を再現し、当時のファッションを楽しむ団体がいる。九州国立博物館が運営する「きゅーはく女子考古部」のことだ。古代ファッションで古墳や遺跡巡りをする団体は、全国的に珍しく人気があり、応募者も予想以上。...



メンズ主力ブランドの24年春夏展示会 現代的な視点で解釈したリアルクローズが目を引く

2023/07/21

 メンズを主力とするブランドの24年春夏展示会で、現代的な視点で解釈したリアルクローズの提案が目を引いた。都市生活に見合った心地よさ、春夏の気候の変化を踏まえて、ミニマルな見え方へと進化している。クリーンで柔らかな...



グローバル大手小売り3社の直近四半期業績 好調続くインディテックス

2023/07/21

 グローバル大手小売り3社の直近四半期業績は、主要市場での販売の好調と適時適品供給の仕組みで、高い総利益率を維持したインディテックスが2ケタの増収増益となった。ファーストリテイリングも中国大陸をはじめ海外事業の好調...



【繊研新聞社創業75周年】あの時、繊研新聞は何を伝えたか やるべき仕事は変わらない

2023/07/20

 本日、75周年を迎えた繊研新聞社。この歩みの中で、ファッション産業の集積地を襲った阪神・淡路大震災は大きな衝撃だった。最初の記事は「兵庫県南部地震の被害広がる」の見出しで、95年1月18日付の1面に掲載した。取材...



【繊研新聞社創業75周年】キーマン3名に聞く 強みを引き出すDX、未来を拓く生かし方

2023/07/20

 先駆的にデジタル化を進めてきた3社のキーマンに、現時点での重点、そして、これからについて尋ねた。ウェブ3.0の可能性への着手、時間や場所の障壁を取り除くOMO(オンラオンとオフラインの融合)の推進などが語られた。...