台湾のマカロット・インダストリアル、デジタル戦略で成長 24年度は売上高10%増の11億ドルを計画

2024/06/04 08:00 更新有料会員限定


ジーンズとセーターを除く全アイテムを手掛ける(本社ショールーム)

 台湾・台北に本拠を置く世界屈指のアパレルメーカー、マカロット・インダストリアル(聚陽實業)。ビジネスプロセス全体を通じたデジタル戦略、世界各地にある20の工場などを強みに、設立35年で大きな成長を遂げた。コロナ下でも業績を伸ばし、23年度の売上高は約10億ドル、24年度も約11億ドル、10%増を計画するなど、さらなる拡大を見込む。

(山田太志)

AIなど活用進む

 成長を支えてきたのは、生産拠点の多様性、ジーンズとセーターを除く全てのアイテムに対応可能なワンストップサービス、顧客のニーズに応した免税生産地の確保や最短14日というリードタイムなどだ。IT活用の進む台湾企業のイメージ通り、同社も企画段階から商談、生産、販売・生産計画の修正に至るまでデジタル化が進む。

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