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《攻めるが勝ち!紡績再編のゆくえ②》佐藤繊維 産地を超えた協力で国産を守る

2025/11/12

 「撚糸工場を買収して正解だった」。毛紡績・ニットメーカーの佐藤繊維(山形県寒河江市)の佐藤正樹社長はそう話す。ニット産地の山形で牧羊と手編み用毛糸の手紡ぎを祖業とする同社。近年は、廃業した協力工場を買収したり、設...

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《トップに聞く》えしかる屋 黒崎りえ氏 地道に「エシカルの伝道師」的存在に

2025/11/12

 神奈川県鎌倉市は「フェアトレードタウン」に認定された。同市雪ノ下の閑静な立地で「エシカルを日常に」をコンセプトに、環境に配慮した商品やフェアトレード(公正取引)製品を中心に販売し、気軽に立ち寄れるセレクトショップ...



マッシュホールディングス、8月期売上高1300億円超え 5期連続増収

2025/11/12

 マッシュホールディングスの25年8月期連結決算は売上高1363億円で前期比13%増となり、5期連続の増収を果たした。新規事業のメンズ、ライセンス、子供服の3分野が成長し、海外事業も伸びた。今期(26年8月期)は売...



《もう少し知りたい》ユナイテッドアローズ、コーエン売却のわけ シナジーに限界

2025/11/12

 ユナイテッドアローズは連結子会社コーエンを売却する。郊外SCを主力販路にセレクトショップの感度を生かしたカジュアルウェアを低価格で売る業態としてスタートしたが、直近3年は赤字だった。譲渡先はジーンズカジュアル専門...



26年春夏トレンド解説 ②マスキュリン&フェミニン 柔らかくもシャープなスタイル

2025/11/11

 26年春夏デザイナーコレクションは引き続き、マスキュリン&フェミニンを提案するブランドが多かった。継続トレンドではあるものの、今シーズンは表現方法の幅が広がっている。テーラードジャケットにストレートスカート、パン...



《外部環境の変化とSCマーケティング㊦》SCが実践すべき消費者調査とは

2025/11/11

 前回、「商圏生活者のニーズを拾い集めるのはディベロッパーの使命である」と述べた。ディベロッパーはいかにその使命を果たすべきか。当社は全国のディベロッパーに様々なコンサルティングサービスを提供しており、とりわけ当社...



《データ活用でLTV経営になるために⑦》顧客データを活用した施策例 (1)誰もが顧客のインサイトへ

2025/11/11

 前回は顧客軸を重視し、客数を新規と既存に分ける話をしました。いくつか事例を挙げてみたいと思います。【関連記事】《データ活用でLTV経営になるために⑥》顧客軸でデータを活用して考える写真とカメラの相関関係 カメラの...



《トップに聞く》オールバーズ共同創業者 ティム・ブラウン氏 迷いなくCFP公開を決定

2025/11/11

 カーボンフットプリント(CFP、製品の素材調達から製造、廃棄にいたるまでに排出される温室効果ガスの総量)を全商品で開示する米オールバーズ。創業者の一人、ブラウン氏はサッカーの元ニュージーランド代表という異色の経歴...



ライブコマース専業のセレスト、スターの育成で成長へ ティックトックショップが追い風

2025/11/11

 「今年はライブコマース元年」と話すのはライブコマース専業、セレスト(大阪市)の佐々木宏志代表取締役CEO(最高経営責任者)。中国での盛り上がりに比べると存在感の薄い日本のライブコマース市場だが、6月末から始まった...



専門店レディス11月の売り場観測 アウターを主役に

2025/11/11

 気温が下がった前月下旬までは、冬物の購入に慎重な客が多かった。このため、売れ筋上位は軽量のテーラードジャケットや薄手のワイドボトム、カットソーアイテムなど、秋から春先まで長く着られるアイテムが占めた。今月こそ冬物...