【記者の目】再定義迫られるコロナ下の百貨店 不特定多数から特定顧客へ
2022/06/13
コロナ禍で、百貨店の収益構造の脆弱(ぜいじゃく)性が露呈し、消費行動の変化で従来の都心立地の優位性が発揮できなくなった。コスト削減など構造改革やデジタル化の加速が最重要の経営課題だ。百貨店を再定義し、「全てがお客...
繊維・ファッション業界の現場を取材する記者による解説企画。日々の取材に基づく事実と知見をもとに、そこから見えてきた課題や兆しにフォーカスし、独自の分析や提言を行います。表層的なニュースでは捉えきれない産業構造や動向を読み解き、業界の明日を考えるためのヒントや、ビジネス判断の一助になることを目指します。
2022/06/13
コロナ禍で、百貨店の収益構造の脆弱(ぜいじゃく)性が露呈し、消費行動の変化で従来の都心立地の優位性が発揮できなくなった。コスト削減など構造改革やデジタル化の加速が最重要の経営課題だ。百貨店を再定義し、「全てがお客...
従業員の幸せが企業の持続性になり、社会的価値にもなりうる。そのような考えがレディス企業でも広がっている。販売員を多く抱える小売企業は、この2年、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため店舗の休業や時短営業を余儀なく...
量販店向けレディスアパレルメーカーが揺れている。コロナ禍による衣料品不振の加速に、原材料、物流費の高騰、さらに円安の三重苦が加わり、かつてないほど状況は厳しい。「このままでは続かない」。アパレルがどうすれば生き残...
国内市場は縮小が続き、国内の生産現場では人手不足、高齢化が進む。販売の現場でも人手不足が課題だ。SDGs(持続可能な開発目標)の認知が広がる前から、日本のアパレル産業のサステイナビリティー(持続可能性)が大きな課...
カーディガンが売れている。レディス市場でカーディガンといえば、働く女性などきれいめなスタイルの定番の羽織りアイテムだが、今好調なのはモード、カジュアルを基調とするショップたち。パステルカラーや短丈などデザインのバ...
アパレルメーカーによる専門店などへの卸売りは、長年続くオールドエコノミーの典型だ。インフルエンサーも関わることが多いDtoC(メーカー直販)ブランドは、ニューエコノミーの代表例と言われる。全く異なるビジネス形態な...
メンズコスメ(男性用化粧品)市場が元気だ。特に伸びがいいのが20、30代を中心とする若い層の需要で、国内外の新興ブランドが急増している。EC市場が先行し、実店舗での売り場も徐々に増えている状況だ。今後も伸び続けて...
米フェイスブックが社名をメタと改称したことに代表されるように、XR分野のビジネスで世界的な期待感がますます加熱している。ファッション業界では、コロナ禍前から先進企業がVR技術をバーチャル文化の発想で小売りに活用し...
コロナ禍の厳しい状況にあって、活気づいているアパレル工場がある。稼働を支える一つがDtoC(メーカー直販)を志向する“非アパレル”からの依頼だ。蓄積してきた経験値やノウハウ、小回りの利く生産体制といった物作り企業...
地球環境に配慮した素材の活用や取り組みが事業を行う上で不可欠になってきた。「日本ではまだまだ」といった声も多いが、世界の潮流は大きく変わり、すでに取り残されぎみだ。国内でも環境教育を受けた若い世代が有力な購買層に...