ジュン 服を買う理由 物作りに立ち返り、客にトキメキを
2024/03/21
「お客が服を買う理由は何なのかを、改めて見つめ直した」。ジュンの常務取締役上席執行役員の迫村岳クリエイティブディレクターは、そう話す。コロナ禍以降、新ブランドや新ラインを続々立ち上げ、56年目の「ロペ」は今春夏物...
長年続いた低価格志向からの脱却を目指す企業が増えています。繊維・ファッションビジネスの価値を消費者にしっかり提供する動きに着目し、「2024年価値組宣言!」と題して新たな流れを追います。
2024/03/21
「お客が服を買う理由は何なのかを、改めて見つめ直した」。ジュンの常務取締役上席執行役員の迫村岳クリエイティブディレクターは、そう話す。コロナ禍以降、新ブランドや新ラインを続々立ち上げ、56年目の「ロペ」は今春夏物...
茨城県古河市で創業したデイトナ・インターナショナル。主力業態の「フリークスストア」は昔から地元との取り組みが盛んだ。全国に57店持つチェーンストアだが個店の集合体のようで、本社からの上位下達よりも現場の自由裁量を...
「何も変わらず、何もかもが変わる」がコンセプトの新生「タンカー」シリーズ。禅問答のようにも聞こえるが、意味するのは素材を100%植物由来ナイロンに置き換えても、形や基本性能は変えていないこと。同じ物を作り続けるか...
吉田の主力ブランド「ポーター」の人気シリーズ「タンカー」を大幅に刷新するには、時流からも環境配慮は避けて通れないテーマだった。面識があった東レの担当者と2年前に再会、植物由来100%ナイロン「エコディアN510」...
自ら作り、自ら売る――バッグの「ポーター」主力の吉田(東京)にとってコロナ禍は、従来の商慣習から抜け出し、新しいビジネスへ転換するきっかけになった。ポーターの人気シリーズで昨年40周年を迎えた「タンカー」は、植物...
暮らしの中の服――そのコンセプトが価値として伝わり、支持を広げているのがスタンプス(東京)。13年に会社を設立、「スタンプアンドダイアリー」(S&D)をスタートした。着飾る服ではなく、心地良さ、気持ち良さを感じる...
〝下手くそ〟が共感を呼ぶ――シューズデザイナーの三原康裕の「メゾンミハラヤスヒロ」のスニーカーが18年の発売以来、じわじわ支持を広げている。その人気は今や、中国や北米など世界的。グローバルのスポーツブランドが技術...
静岡県三島市にあるレディスセレクトショップ「イシカワラボ」。小さな店ながら経営の軸をライブコマースに据え、商機を見いだした。足元商圏から全国へ踏み出し、売上高はコロナ禍前の4.7倍と大幅増を達成、大手企業も関心を...
品質にも感度にも配慮した商品を手頃な価格で販売するハニーズホールディングス(HD)。23年6~11月の売上高は前年同期比5.8%増、19年比で14%増とコロナ下も伸ばしてきた。「ムリ・ムダ・ムラ」のない生産で高い...
昨年6月に開業50周年を迎えた渋谷パルコ。開業来、時代の先端を行くファッションやアート、カルチャーを発信し、19年11月の建て替え・増床オープン以降は「唯一無二の商業施設」として、独自の価値と存在感をさらに高めて...