コラム

《視点》北のスーツ

2018/12/11

 コスト低減を目指して東南アジアに生産をシフトする紳士スーツ。しかし技術の進歩と同時に人件費の上昇がリスクとなりつつある。ここで目を離せないのが北朝鮮だ。 核やミサイル実験の強行に対し、国連が制裁措置を取り、日本も...

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《めてみみ》将来への先行投資

2018/12/07

 今秋、開業10周年を迎えた阪急西宮ガーデンズがゲート館を新設した。阪急電鉄西宮北口駅直結の10階建てのビルで、本館に向かうゲートの位置付け。テナントは大学、子供対象の様々な学習塾、料理教室、クリニック、飲食店など...



《めてみみ》一青年の熱意

2018/12/06

 同志社大学の創立者として知られる新島襄。日本が鎖国下にあった1864年にアメリカに密航した。滞在中に洗礼を受け、キリスト教に人生を捧げる決心をする。約10年間、アメリカで生活した後、日本に帰国して、神学校を作る計...



《視点》「プロ」も悩む

2018/12/06

 最近、「骨格診断」に対する関心が業界内で高くなっている。人の体形を三つに分類し、それぞれの特徴に合ったファッションアイテムを診断する技術だ。診断を行うための資格は認定団体が実施する講習を受けることで得られる。もと...



《めてみみ》十七屋

2018/12/05

 江戸時代、飛脚は別名「十七屋」と呼ばれた。十五夜の2日後の十七夜を「立待月(たちまちづき)」と言うが、飛脚に手紙を託せば、たちまちに着くという駄じゃれで付けられたらしい。「はやり風邪、十七屋からひきはじめ」など、...



《視点》寒くなれば売れる

2018/12/05

 実際に着るときにならないとコートが動かなくなってきた。11月下旬の3連休も首都圏を中心に予想ほど売れなかったとの声が多い。コートを着て外出しても日中に気温が高くなってコートを脱ぐと荷物になる。脱ぐくらいだったら、...



《めてみみ》あと数年もすれば

2018/12/04

 20世紀半ばに創業したイタリアのシャツメーカーのオーナーに取材することになった。待ち合わせ場所にいたのは、若いアジア人。中国生まれでまだ30代という。北米で教育を受けた後、金融関係の仕事の傍ら、そのメーカーの事業...



《視点》日本文化

2018/12/04

 ジャマイカ発祥の大衆音楽、レゲエが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まったとのニュースが先日流れた。 現在、80~90年代ファッションがトレンドで、ストリートブランドだけではなく、...



《めてみみ》情報過多の高速道路

2018/12/03

 クルマを走らせていて、いつも道に迷うジャンクションがある。カーナビに案内してもらっていても、分岐を通り過ぎてしまったり、分岐の先の進路を間違えてしまったり。「今度こそ」と思っても、行くべき進路が見つからず、あらぬ...



《めてみみ》炎上の行方

2018/11/30

 ドルチェ&ガッバーナが21日に上海で予定していたファッションショーが、開始数時間前に中止に追い込まれた。発端はショーを宣伝するために投稿した動画について「中国文化を侮辱している」などの批判がネット上で広がり、さら...