《視点》103万円の壁
2024/12/18
都内のレディス専門店は11月、売り場の人手不足に悩まされた店が多かった。扶養控除が適用される基準年収を超えないよう、働き控えをする学生アルバイトやパート社員が今年は特に多かったからだ。 いわゆる「103万円の壁」...
2024/12/18
都内のレディス専門店は11月、売り場の人手不足に悩まされた店が多かった。扶養控除が適用される基準年収を超えないよう、働き控えをする学生アルバイトやパート社員が今年は特に多かったからだ。 いわゆる「103万円の壁」...
革靴が高くなった。日本で人気の欧米ブランドがグッドイヤーウェルトやマッケイなど本格的な製法で生産する靴は、数年前まで5万~8万円程度で買えたが、今や10万円超えが当たり前になった。中には20万円以上に値上がりした...
日本で韓国発ファッションの提案が目立ってきた。コスメ、アパレルに続いてバッグを紹介する動きが加速している。韓国でもバッグブランドが増え、ソウルなどに直営店を出す動きも出ている。 日本では三越伊勢丹や阪急などの主要...
富裕層のインバウンド需要や外商顧客の獲得に力が入る都心百貨店では、商品単価が大幅に上昇している。紳士服フロアを見ると海外ブランドはもちろん、国内ブランドでもスーツの価格帯は10万円以上が主力になった。少し前まで6...
素早い対応に驚いた。高島屋が堺店(堺市)を26年1月に閉店すると発表した同日。同店が入る南海堺東ビルを所有する南海電気鉄道がSC「HiViE(ヒビエ)堺東」に改装すると発表した。別々の発表だったので気づかなかった...
消費者の購買動向やライフスタイルの変化で、より多様化が進んでいる。アパレルはヤングやキャリア、ミセスなど年齢軸から、シーンやテイスト別、ユニセックスをうたったり、「年代軸の対象を設定しない」ブランドが増えてきた。...
今秋、ラグジュアリー企業2社が、東京で映画関連のイベントを開いた。ケリングは、女性を取り巻く環境やジェンダー平等などの課題について考える恒例企画「ウーマン・イン・モーション」を、東京国際映画祭の公式プログラムで開...
「背が小さいから、サイズの合う服を見つけるのにいつも苦労している」。身長148センチほどの叔母がボソッとつぶやいたのが忘れられない。サイズが合う服を一番見ることができるのは、小さいサイズの服を集積した百貨店のセー...
子供関連のマーケティングは難しい。なぜなら、子供と親のインサイト、両方が重なる領域を提案しなければならないからだ。マーケティングの概念の一つにポジショニングがある。お客様の脳内に私たちの居場所をつくることだ。お客...
先日家電量販店に行った時のこと。妻が新しい掃除機を見たいというのでついて行ったが、最近のスティックタイプの軽さと吸引力の強さに驚いた。新商品というのはいつでもわくわくするものだ。 縫製機械の進化も目覚ましいものが...